ふるさと切手の相場価格と価値の買取相場・価値を知って高額買取

その切手、価値あるモノかもしれません! - 切手の種類一覧表
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ふるさと切手の相場価格と価値

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2022.07.27

ふるさと切手の相場価格

[香川県] オリーブ(かがわけん おりーぶ)

香川「オリーブ」

ふるさと切手は比較的新しいシリーズのため、状態が良く人気の高いものでも基本的には額面通りの金額といったところです。

単片での買取の場合は価値が付きにくい傾向にあります。

1シートの中に複数の異なるデザインが収まっているものも多いので、シートでの売却の方がよりよい買取価格が付きやすいでしょう。

中でも「ふるさとの花」「旅の風景シリーズ」・人気マンガ家や著名人が手掛けたデザインは非常に人気が高く、高額買い取りが期待できます。

また、地域デザインの切手と言う特色もあり、発行地域の消印がついていると希少性が上がり高い価格での売買がしやすいようです。

高額買取のコツは「分類わけ」と「コレクターからの人気度」

また種類がとても多いタイプの切手のため、『地域別』『シリーズ別』『図柄別』などで分けたストックブック形式にしてあるものですとより珍重されるでしょう。

ふるさと切手とは

東京版「浅草雷門」(とうきょうばん あさくさかみなりもん)

東京「浅草雷門」

ふるさと切手とは地方の郵政組織が独自に企画発行をおこなっている切手です。

1989年に発行された当初には『地方切手』と呼ばれていましたが、1990年以降からは切手収集家間の愛称であった『ふるさと切手』に名称が変更されました。

図案には各地方の文化や名所などが採用されていて、その土地にゆかりのあるデザイナーや画家がデザインを手がけます。

中には非常に著名なイラストレーターや漫画家が原画を手がけているものもあり、そうしたものは争奪戦になるほどの人気が出ることもあります。

ワンピースやドラえもん、ラスカルなどの切手など人気アニメの図柄も多く、お子様へのグリーティングとしても人気です。

 

各地の色濃い個性が『ふるさと切手』人気の秘密

大阪版「国際ロータリー2004年国際大会」(おおさかばん こくさいろーたりー 2004ねん こくさいたいかい)

大阪「国際ロータリー2004年国際大会」

このふるさと切手は2007年までは地域限定での発売となっていて、その場に行かないと購入ができない激レア切手でした。

ですが現在は嬉しいことに全国の郵便局・ネットショップでの購入が可能となっています(なお、現在でも『ご当地フレーム切手』と言う地域限定販売の切手は存在します)!

 

枚数限定の発行となっているため切手コレクターのあいだでも非常に人気のシリーズで、最近発行されているものについては1片ごとに絵柄が違うものが増えていることもあり、年々注目度が上がっています。

テーマも様々で「地方自治法施行60周年記念シリーズ」、「旅の風景シリーズ」、「国民体育大会」、「国土緑化シリーズ」をはじめとし幅広いデザインのものが発行されています。また、各地域ごとに発行されているということで切手の種類が非常に多く、全てをコンプリートしようとなると大変な時間と費用がかかります。

この奥深さが多くの切手ファンの心をつかんで離さない理由なのですね。

 

ふるさと切手の見分け方

[北海道] ハマナス

[ふるさと切手]フォントが独特の丸みを帯びている

52円普通切手 ソメイヨシノ(ごじゅうにえんふつうきって そめいよしの)

[普通切手]

さて、このふるさと切手と他の切手を見分ける方法についてご紹介しましょう。

まず、この切手一番の特徴は『日本郵便』のロゴマークと額面のフォントです。

他の切手と見比べてみるとわかるのですが、ふるさと切手の『日本郵便』のロゴは他の切手には無い丸文字のような独特のフォントが使われています。

さらに額面の数字も特徴的な丸みを帯びた形をしているので、こうした特徴を持っている場合は「これはふるさと切手なんだな」と見分けることができます。

そのほかにも切手下部に都道府県名が表記してあることでも判断をつけることができます(例外あり)。

お手持ちの古切手で「これは?」と思うものがあれば、比較的簡単に区別がつけられるのでぜひ試してみてくださいね。

各地域の特色やポップな文化が楽しめるふるさと切手は眺めているだけで楽しいものです。

買い取りに出す前に今いちど分類や保存法の見直しを行ってみると、驚くような発見があるかもしれません。

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