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ディック・ブルーナさんの功績~ミッフィー切手~

2017.03.18

ディック・ブルーナさんの功績~ミッフィー切手~

2017年2月17日、ミッフィーの作者のディック・ブルーナさんが89歳で死去されました。

ディック・ブルーナさんは、ふみの日切手でも多数のデザイン提供をされています。
また、ディックさんの作品には私も小さなころから慣れ親しんできましたし、初めて切手に興味を持ったのもディックさんの切手を見て(そんなに可愛い切手があるんだ?!)と思ったのがきっかけでした。

偉大なる功績を称えると共に追悼の意を込めて、ディックさんデザインの切手についてまとめてみたいと思います。

 

ディック・ブルーナさんの作品の特徴

ブルーナさんは実家の出版社でグラフィックデザイナーとして多くの装丁を手がけ、少しずつキャリアを積んでいきました。
そしてアンリ・マティスを中心とした『野獣派』と呼ばれる画家たちの大胆な色彩表現やくっきりとした線、レイモン・サヴィニャックやアドルフ・ムーロン・カッサンドルと言ったモダンかつシンプルな表現を特徴とする商業デザイナーなどに影響を受けその作風を作り上げていくことになります。

その後ぱきっとした配色が特徴の『ブルーナカラー』(赤・青・黄・緑・白)と呼ばれる色彩と、シンプルでわかりやすい簡略化された線画を組み合わせた画風を作り上げ絵本作家としての地位を確立していきました。

この『ブルーナカラー』と『簡略化された線画』に加え特徴的なのが、どのキャラクターも読者に向けたカメラ目線を常にキープしている点(たまに後ろ姿のものもありますが)。
これはブルーナさんの「絵本の登場人物たちが読者と真っ直ぐに正直に向き合うようにしたい」と言う思いからきているものだそうで、彼の暖かな人柄が感じられますね。

 

ディック・ブルーナさんが手掛けた作品

現在では「絵本作家」として世界中の人に知られるブルーナさんですが、もとは小説の装丁やポスターデザインを手がけるグラフィックデザイナーでした。

彼がはじめて自身作の本を刊行したのは1953年のこと。『りんごちゃん』と言うりんごのキャラクターを主人公にしたお話は、以降の作品と同じくシンプルな線画とはっきりとした色使いが特徴のかわいらしくもモダンな作品でした。

その2年後にブルーナさん最大の代表作かつ日本国内でも多くの人から愛されている『うさこちゃん(ミッフィー)』を主人公にした絵本が出版されます。

『ナインチェ』と題されたこの本は、リアリティなタッチが主流だったこれまでの絵本とは全く違うシンプルでスタイリッシュな作風でしたが、多くの子供からの人気を集めその後世界へと広まっていったのです。

日本でミッフィーの本が初めて出版されたのは1964年のこと。
ちいさなうさこちゃん」と題された絵本は、他の国と同じように多くの子供に受け入れられ、今なお多くの人に愛される作品となっています。

それ以外にも実に多くの本が出版されているので、代表的な作品を以下にいくつかまとめてみました。

・ちいさなうさこちゃん第2版(石井桃子訳、福音館書店)

・うさこちゃんとどうぶつえん第2版(石井桃子訳、福音館書店)

・さーかす(石井桃子訳、福音館書店)

・あかずきん(角野栄子訳、講談社)

・じのないえほん(石井桃子訳、福音館書店)

・うさこちゃんのたんじょうび(石井桃子訳、福音館書店)

・まる しかく さんかく(松岡享子訳、福音館書店)

・こぐまのボリス(角野栄子訳、講談社)

・ミッフィーとメラニー(角野栄子訳、講談社)

・ミッフィーのてがみ(角野栄子訳、講談社)

上記にあげたものはほんの一部になりますが、どれもブルーナらしくオシャレで可愛い、かつ心が暖かくなるような優しい作品ばかり。大人になってから読んでもジーンとくるものが多い点もディック・ブルーナ作品の魅力です。

 

ミッフィー切手(ふみの日)の歴史

郵政省は毎月23日(ふ[2]み[3]の日)を『ふみの日』とし、「手紙に親しむこと」をテーマに様々なキャンペーンを開催してきました。
中でも1979年から制定された『文月のふみの日(文月[7月]の23日)』は特に有名で、毎年この日には手紙に関する絵柄を用いた切手が発行されています。

このふみの日切手にブルーナさんの絵がはじめて採用されたのは1998年のこと。
手紙の読み書きを行う子どもたちを描いた切手は、その可愛らしさからたいへんな人気を得ました。その後1999年・2000年・2001年・2002年と5年連続でブルーナデザインの切手が発行されたため、ふみの日=ブルーナさんと言う印象を持っている方も多いのではないでしょうか。

実はそれ以降新たなブルーナデザインのふみの日切手は発行されていないのですが、2016年にミッフィーをモチーフとしたシール式切手が2種(52円/82円)が発売されました。
こちらも非常に人気の逸品で、発売当時は多くの切手収集家やブルーなファンの注目を集めました。

 

ミッフィー切手(ふみの日)の買取相場

ブルーなデザインのふみの日切手は古切手としてはかなり新しい部類に入りますが、未使用美品の場合ならペアで120円以上と額面以上の買取額が期待できます。
シートの場合ですとより高い価格(1200円以上)での買い取りも可能となってくるので、高額査定に定評のある専門店を選ぶと予想以上の値で売れるかもしれません。

同じく2016年発売のミッフィー切手も520円以上(52円切手の場合)と額面以上の査定額が付く場合が多いようです。
ただし近年切手の平均売買額が徐々に低下していっている様子を考えると、換金希望の場合はなるべく早めの売却を検討したほうが良いでしょう。

 

 
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