その切手、価値あるモノかもしれません! - 切手の種類一覧表
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天安門図東北貼用(てんあんもんずとうほくちょうよう)

天安門図東北貼用(てんあんもんずとうほくちょうよう) 相場価格500〜999円1,000〜9,999円10,000〜49,999円
切手額面250元、500元、1000元、2000元、2500元、5000元、10000元、12500元、20000元、30000元、100000元(その他
デザイン縦型その他の色建物
発行年度1950年~1951年(1950年代

今回ご紹介するのは1950年~1951年に発行された天安門図東北貼用です。

当時の中国・東北地域には独自通貨が流通しており、他の地域への郵送を行う際には“東北貼用”と呼ばれる特殊な切手を貼ることが求められました。

単片のものは多く流通していますが、全種(第1版は10種/第2版は12種)がそろったものはとても珍しく、高い買取価格がつく傾向にあります。

この地域は通貨が違い、記載額面は「東北貼用」と表示されています。

文化大革命期(1966年~1977年)には、切手収集が禁止され古い切手の多くが処分されたので、1950年時期に発行されたこの切手は希少性が高くなります。

額面が多岐に渡るためコンプリート収集が大変なシリーズの一つですが、その分プレミア価値が高いアイテムです。

価値を確認をしたい場合は、コインや古銭買取専門店に一度は相談してみる事をおすすめします。

西湖博覧会絵葉書(せいこはくらんかいえはがき)

西湖博覧会絵葉書(せいこはくらんかいえはがき) 相場価格10,000〜49,999円
切手額面額面なし(その他
デザイン縦型その他のモチーフ
発行年度1929年頃(1920年代

1929年に行われた西湖博覧会の様子を写した絵葉書です。

免係はがきといって、中国郵政が自然災害や戦争等の地域の通信を無料化するために発行されたもので、発行枚数が少ないため残存するものも非常に少なく、コレクターズアイテムとしてだけでなく歴史的な価値を持った資料としても非常に希少なものとなっています。

額面の無い絵葉書ながらも1枚1万円以上の買取価格が付く大珍品。

セットでの買い取りの場合は10万円以上の値がつくこともある、プレミア絵葉書です。

お売りの際は価値を理解してくれる専門家に査定依頼してみると良いでしょう。

牡丹(ぼたん)

牡丹(ぼたん) 相場価格1〜499円500〜999円1,000〜9,999円10,000〜49,999円50,000〜99,999円100,000〜499,999円
切手額面4元、8元、10元、20元、43元、52元(その他
デザイン縦型植物
発行年度昭和39年 1964年(1960年代

大輪の牡丹の花をモチーフにした中国らしい切手シリーズです(特61)。

通常シリーズは、

・4元:2種
・8元:5種
・10元:5種
・20元:1種
・43元:1種
・52元:1種

の計15種、さらに小型シートが1種類存在します。

牡丹シリーズの小型シートの買取相場は、1枚辺りで10万円~15万円前後が予想されます。

単片切手が15種類が揃えば、2万円程度の買取相場になります。

単片切手が全て揃っていない場合は、買取に出される枚数で異なりますが、約1,000~6,000円に落ちます。

非常に美しい図柄のため収集家からの人気も高い逸品で、特に小型シートは入手困難な希少品のため、1枚で10万を超す価格で売買されることもあります。

通常切手の方も安定した価格を推移しており、20枚セットでの買い取りの場合はかなりの高値がつくプレミア切手です。

現在の価値を知っておくのも良いと思いますので、一度鑑定士に相談してみても良いかと思います。

趣味週間 1963 本多平八郎姿絵 千姫(しゅみしゅうかん 1963 ほんだへいはちろうすがたえ せんひめ)

趣味週間 1963 本多平八郎姿絵 千姫(しゅみしゅうかん 1963 ほんだへいはちろうすがたえ せんひめ) 相場価格1〜499円
切手額面10円(1円〜49円
デザイン縦型人物
発行年度1963年(1960年代

江戸時代初期の風俗画として有名な「本多平八郎姿絵屏風」の一遍を切り取った切手です。

この屏風絵には播磨姫路新田藩の初代藩主・本多平八郎忠刻が千姫に手紙を送る様子が描かれていると言われています。

切手に採用されているのは忠刻からの文を持つ禿とそれを見る千姫の図。着物の柄や立ち姿に当時の文化が垣間見える興味深い作品となっています。

こちらは50年以上前に発行された古切手ですが、買取価格はそれほど高いとは言えません。

ただし、美品やシートでの売却の場合はこの限りではありませんので、買い取りを検討している場合は切手の状態を見直してみると良いでしょう。

切手買取専門業者に持ち込むことで査定をしてもらうことも可能です。

趣味週間 1962 花下遊楽図(しゅみしゅうかん 1962 かかゆうらくず)

趣味週間 1962 花下遊楽図(しゅみしゅうかん 1962 かかゆうらくず) 相場価格1〜499円
切手額面10円(1円〜49円
デザイン縦型人物
発行年度1962年(1960年代

安土桃山時代の風俗画『花下遊楽図屏風』の一遍が1962年切手趣味週間記念切手の図柄です。

屏風絵と言うと金箔などを使用した絢爛豪華なものがポピュラーですが、こちらは水墨画の技法を取り入れた点が特徴。

この屏風図は狩野永徳らを兄に持つ狩野派一門の絵師・狩野長信の代表作かつ傑作として今なお多くの人に愛されています。

こちらの古切手は額面を考えるとごく平均的な買取額といったところ。

日焼けや折れ・汚れなどにはくれぐれも注意し、保管状態に気を付けることで、買い取ってもらえる値段が変わってきます。

趣味週間 1970 婦人像(しゅみしゅうかん 1970 ふじんぞう)

趣味週間 1970 婦人像(しゅみしゅうかん 1970 ふじんぞう) 相場価格1〜499円
切手額面15円(1円〜49円
デザイン縦型
発行年度1970年(1970年代

1970年の切手趣味週間には、数多くの女性像を残した明治から昭和にかけて活動した洋画家である岡田三郎助の作品『婦人像』が採用されています。

日本髪と和装姿で鼓を叩く女性が、洋画ならではのリアリティ溢れるタッチで活き活きと描かれています。

こちらの切手は古切手の中では比較的ポピュラーな部類に入る切手のため、買取査定の際のチェックは少々厳しめ。

高く売りたいとお考えであれば、シミやヒンジ跡なども価値に影響するので、依頼の前に入念なチェックをしておくことをおすすめします。

趣味週間 1965 序の舞(しゅみしゅうかん 1965 じょのまい)

趣味週間 1965 序の舞(しゅみしゅうかん 1965 じょのまい) 相場価格1〜499円
切手額面10円(1円〜49円
デザイン縦型その他の色人物
発行年度1965年(1960年代

明治から昭和期にかけて活躍した女流の日本画家として名高い上村松園の代表作『序の舞』が描かれた切手です。

華やかな朱の着物をまとい舞いを踊る令嬢を生き生きと描いた作品となっています。

数多くの名作を残している松園ですが、こちらの作品は政府の買い上げとなり現在では重要文化財として多くの人に知られています。

こちらの記念切手は美品か否かによって大きく査定額が変わってきますので、買取を希望される方はできるだけシミやヨゴレには気を付けて、保存方法には細心の注意を払う必要があります。

趣味週間 1971 築地明石町(しゅみしゅうかん 1971 つきじあかしちょう)

趣味週間 1971 築地明石町(しゅみしゅうかん 1971 つきじあかしちょう) 相場価格1〜499円
切手額面15円(1円〜49円
デザイン縦型人物
発行年度1971年(1970年代

明治から昭和にかけて活躍した日本画家、鏑木清方の作品が使われた1971年切手趣味週間記念切手。

東京の風俗を切り取った美人画は、どれも江戸らしい粋さがにじみ出たシンプルながらも美しい作品です。

切手に用いられた『築地明石町』は、朝もやに霞む商船や朝顔とモダンな和服姿の女性とのコントラストがはっとするほど艶やかな一枚。

平均買取価格はほどほどですが、人気があり売買も盛んに行われている切手ですので、美品やシートでの買い取りの場合の売値は悪くなく、思った以上の高値での取引もあるかもしれません。

切手趣味週間 1974 指(きってしゅみしゅうかん 1974 ゆび)

切手趣味週間 1974 指(きってしゅみしゅうかん 1974 ゆび) 相場価格1〜499円
切手額面20円(1円〜49円
デザイン縦型人物
発行年度1974年(1970年代

1974年に発行された切手趣味週間記念切手の図柄は、女優・朝丘雪路さんの父としても有名である伊東深水の作品です。

彼は大正から昭和にかけて活躍した浮世絵師兼画家で、歌川派の正統を継いだ美しい美人画を多く残しています。

切手に採用された『指』は、夕顔を背景に指輪をじっと見つめる女性を物憂げかつ艶やかに描いた作品。

70年代の古切手と言うことで平均買い取り価格はあまり高くありませんが、汚れやシミがないものの場合は相場より高い価値で売れることがありますので、保管状態には気を付けたいところです。

切手趣味週間 1958 雨中湯帰り(きってしゅみしゅうかん 1958 うちゅうゆがえり)

切手趣味週間 1958 雨中湯帰り(きってしゅみしゅうかん 1958 うちゅうゆがえり) 相場価格1〜499円
切手額面10円(1円〜49円
デザイン縦型
発行年度1958年(1950年代

東洲斎写楽や葛飾北斎、歌川広重などに並ぶ六大浮世絵師の一人、鳥居清長作が描いた作品『雨中湯帰り』の一片を用いた切手です。元になる絵では傘をさした女性が3人描かれており、通称『雨傘』とも呼ばれる親しみ深い作品となっています。発行当時はその美しい仕上がりからたちまち人気となり切手ファンたちがこぞって買い集めましたが、この頃から人気のある切手は追加で刷られる仕様となったため希少価値自体はそこまで高くなく現在の買取価格も控えめです。とは言ってもヤケや折れの少ない美品や10面シートの場合は査定額もアップする傾向にあるので、売却を考えている場合は日頃の保管に気をつけることが重要といえます。

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