その切手、価値あるモノかもしれません! - 切手の種類一覧表
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1〜499円

相場価格が1〜499円の価格帯の切手一覧です。発行枚数や現存枚数の多いものが多く、価値・買取価格はそれほど高いとは言えませんが、比較的手に入りやすいためお持ちの方も多いのではないでしょうか。この相場のものでも、条件によってはプレミアがつくものもありますので、買取に出す際にはきちんと価値のわかる業者を選ぶことが重要です。

日清戦争勝利 北白川宮(にっしんせんそうしょうり きたしらかわのみや)

日清戦争勝利 北白川宮(にっしんせんそうしょうり きたしらかわのみや) 相場価格1〜499円500〜999円1,000〜9,999円10,000〜49,999円
切手額面2銭、5銭(1銭〜99銭
デザイン縦型人物
発行年度1896年(1890年代

日清戦争の勝利を記念して発行された切手で、肖像には今回ご紹介する北白川宮能久親王の他に有栖川宮熾仁親王が採用されています。

それまでの切手には凸版印刷の技術が使われていましたが、この切手には肖像の細かな表現を印刷するために初めて彫刻凹版の技術が使用されました。

現在の買取価格についてですが、2銭と5銭によってかなり大きな価格差が有ります。

また美品か並品かによっても大幅な価値の違いが出てくるので、お持ちの場合はシミやヨレ、湿気には気を付けた丁寧な保管を心がけましょう。

大正ご婚儀(たいしょうごこんぎ)

大正ご婚儀(たいしょうごこんぎ) 相場価格1〜499円500〜999円1,000〜9,999円
切手額面3銭(1銭〜99銭
デザイン縦型その他のモチーフ
発行年度1900年(1900年代

大正婚儀記念切手は、大正天皇の皇太子時代の婚礼を記念して発行された記念切手です。

時代が1900年に入って初めての記念切手で、額面が3銭の一種類しかないので見分けがつきやすいです。

一枚の価値はバラ切手単位が4,500円位となりますが、大正婚儀記念切手のシートであれば30万円以上のが期待できるお宝です。

売却をお考えなら、古い切手の価値がわかる切手買取業者にご相談することをおすすめします。

第一次国宝シリーズ 秋冬山水図(だいいちじこくほうしりーず しゅうとうさんすいず)

第一次国宝シリーズ 秋冬山水図(だいいちじこくほうしりーず しゅうとうさんすいず) 相場価格1〜499円
切手額面50円(50円〜99円
デザイン縦型その他の色景色
発行年度1969年(1960年代

室町時代に活躍した水墨画家・雪舟の代表作『秋冬山水図』からの一枚。

こちらの作品は秋と冬の二幅から成り立っており、切手に採用されたものは冬の山景を見事に表した『冬景山水図』と呼ばれます。

雪深い断崖と山道を歩く人が水墨のみで巧みに表現された傑作です。

この切手が発行されたころの50円切手と言うと現在で言う200円程度の価値になります。

そのため出回った数が少なく、買取価格は他の国宝切手に比べるとやや高め。

美品の場合は切手買取に詳しい専門店で査定してもらうと、価値に見合った買い取り額を提示してもらいやすいです。

保管状態には気を付け、少しでも印象を良くする努力をすることが高額査定のコツになります。

第一次国宝シリーズ 源頼朝像(だいいちじこくほうしりーず みなもとのよりともぞう)

第一次国宝シリーズ 源頼朝像(だいいちじこくほうしりーず みなもとのよりともぞう) 相場価格1〜499円
切手額面15円(1円〜49円
デザイン縦型人物
発行年度1968年(1960年代

1967年から1969年にかけて発行された第一次国宝シリーズの一枚、京都の神護寺が所有する源頼朝像の切手です。

神護寺には伝源頼朝像・伝平重盛像・伝藤原光能像の『神護寺三像』と呼ばれる絹本著色像があります。

それぞれが国宝に指定されており、切手に採用された源頼朝像は所有先の京都国立博物館または神護寺で定期的に一般公開されています。

こちらは古切手の中では比較的ポピュラーなため買取額はごく平均的な価格になっています。

劣化の有無により買い取り査定額に違いが出てくるので、できるだけ丁寧な保管を心がけ、切手の価値を正確に評価してくれる切手買取専門店へ依頼するようにしましょう。

第一次国宝シリーズ 平治物語絵詞(だいいちじこくほうしりーず へいじものがたりえことば)

第一次国宝シリーズ 平治物語絵詞(だいいちじこくほうしりーず へいじものがたりえことば) 相場価格1〜499円
切手額面15円(1円〜49円
デザイン横型人物
発行年度1968年(1960年代

平治の乱を舞台にした合戦絵巻『平治物語絵詞』の一遍を切り取った切手。

幽閉された後白河上皇と二条天皇が脱出をはかる様子が描かれている『六波羅行幸巻』の一部が採用されています。

切手に使われているのは、女装して車に乗りこむ二条天皇とそれを追おうとする敵側の武将を描いた緊迫感溢れるシーンです。

現在第一次国宝切手シリーズはどれも比較的低めの売値を推移していますが、全種セットの場合やシートでの売却になると買取価格がアップする傾向にあります。

せっかくの古切手、売るならなるべく価値をわかってくれる人に送り出したいもの。

売却は鑑定士が在籍する切手買取専門店での査定が望ましいでしょう。

文化人シリーズ 新渡戸稲造(ぶんかじんしりーず にとべいなぞう)

文化人シリーズ 新渡戸稲造(ぶんかじんしりーず にとべいなぞう) 相場価格1〜499円500〜999円1,000〜9,999円
切手額面10円(1円〜49円
デザイン縦型人物
発行年度1952年(1950年代

旧五千円札の肖像でおなじみだった新渡戸稲造の切手です。

教育者として知られるほか、国連事務次長としての活動・国際平和を主張した著述などが今なお語り継がれる文化人です。

切手の肖像の方は頬杖をついた構図になっており、五千円札のものに比べてちょっぴりダンディな印象になっていますね。

こちらは文化人シリーズ切手の中ではスタンダードな部類に入りますが、美品の場合ならそこそこの買い取り価格が付きます。

シートの場合は希少価値が上がりますので、より高い値での買取が期待できます。

ずっと家に眠っている切手があれば、必ず一度は切手買取を検討する事をおすすめします。

文化人シリーズ 樋口一葉(ぶんかじんしりーず ひぐちいちよう)

文化人シリーズ 樋口一葉(ぶんかじんしりーず ひぐちいちよう) 相場価格1〜499円500〜999円1,000〜9,999円
切手額面8円(1円〜49円
デザイン縦型人物
発行年度1951年(1950年代

短い生涯の中で『にごりえ』や『たけくらべ』などの傑作文学を世に残した女性作家、樋口一葉の肖像が使われた切手です。

文化人切手シリーズにはこちらの切手を含めて全十八種類のバリエーションがありますが、樋口一葉のものはその中でも比較的高額な部類に入ります。

樋口一葉(1872年~1896年)は、東京生まれの小説家で本名は夏子、戸籍名は奈津です。

中島歌子に歌、古典を学び、半井桃水に小説を学んだ一葉は、生活に苦しみながら、

・たけくらべ
・にごりえ
・十三夜

などの秀作を発表し、文壇から絶賛されました。

たった1年半でこれらの作品を世に出しましたが、24歳のとき肺結核により死去し、没後に発表された「一葉日記」も高評価を受けている。

未使用の美品が高い買取価格で売れるということは皆さんよくご存じですが、使用済み品の場合も消印が珍しい場合(切手発行日当日のものや現在は無い地名など)は査定額が跳ね上がることがあります。

古切手を売りたい場合はこうした点も要チェックですので、一度確認してみると良いでしょう。

切手趣味週間 1960 三十六歌仙絵巻 伊勢(きってしゅみしゅうかん 1960 さんじゅうろっかせんえまき いせ)

切手趣味週間 1960 三十六歌仙絵巻 伊勢(きってしゅみしゅうかん 1960 さんじゅうろっかせんえまき いせ) 相場価格1〜499円
切手額面10円(1円〜49円
デザイン横型人物
発行年度1960年(1960年代

歌仙絵の中では現存最古の絵巻とされる『佐竹本三十六歌仙絵巻』の中の一枚が採用された切手です。小倉百人一首19番の「難波潟 みじかき芦の ふしのまも あはでこの世を 過ぐしてよとや」を詠んだ伊勢が描かれており、平安時代の女性歌人らしい優雅さがにじみ出た作品です。実際に切手を見てみると、まるで原版を見ているかのような古さを感じさせる色味に感心させられます。買取相場は額面を考えるとまずまずと言ったところ。売る際は保管方法の良し悪しによって売値が大きく変わるので、お家に売りたい古切手がある際は丁寧な保管が求められます。

切手趣味週間 1964 源氏物語絵巻・宿木(きってしゅみしゅうかん 1964 げんじものがたりえまき やどりぎ)

切手趣味週間 1964 源氏物語絵巻・宿木(きってしゅみしゅうかん 1964 げんじものがたりえまき やどりぎ) 相場価格1〜499円
切手額面10円(1円〜49円
デザイン横型人物
発行年度1964年(1960年代

1964年の切手趣味週間記念切手には、源氏物語絵巻の一遍『宿木 三』の絵柄が用いられました。この作品は源氏物語の主人公である光源氏亡き後の話で、源氏の面影を継ぐ貴公子とされた匂宮とその妻である中の君が描かれています。源氏存命の頃の華やかなストーリーも素晴らしいですが、登場人物の心情や複雑な関係がよりクローズアップされたこれらの作品も非常に味わいがあり良いものです。1950年代以降の記念切手は発行部数が多かったため希少価値がそれほど高いわけではありませんが、美品の場合はなかなかの買取価格が付くことがあります。

国土緑化シリーズ 1982 栃木(こくどりょっかしりーず 1982 とちぎ)

国土緑化シリーズ 1982 栃木(こくどりょっかしりーず 1982 とちぎ) 相場価格1〜499円
切手額面60円(50円〜99円
デザイン縦型動物
発行年度1982年()

1965年から発行されている『国土緑化切手』の1982年バージョンです。

栃木の代表的な山である男体山を背景に植樹祭のマークとオオルリがあしらわれたグラフィカルなデザインになっています。

現在、国土緑化切手はふるさと切手として発行されていますが、この頃は特殊切手枠での扱いでした。

こちらの切手を売りたい場合の注意ですが、軽微な汚れやヤケ等であっても買取価格に大きく響く傾向にあります。

古い切手の中にはカビが発生しやすい紙質の場合がありますので、保管に気をつけて最高の状態で送り出してあげたいものですね。

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いらない切手を買取業者に売ってみた。 知って得する切手の豆知識
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