その切手、価値あるモノかもしれません! - 切手の種類一覧表
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1950年代

[記念切手] 植林記念 蔡温(しょくりんきねん さいおん)

[記念切手] 植林記念 蔡温(しょくりんきねん さいおん) 相場価格1,000〜9,999円
切手額面3円(1円〜49円
デザイン縦型植物
発行年度1951年(1950年代

琉球松の絵と蔡温の名が刻まれた記念切手です。

琉球王国時代の政治家蔡温が植えたと言われる琉球松の松並み木は蔡温松と言われ、この切手は植林から200年以上経っても大切にされている証であるとも言えます。

消印の偽造も発見されているので、切手を確かな価格で買取してもらうためには専門家に鑑定を依頼したほうがよいです。

植林記念切手は1951年発行の沖縄切手で、図柄は琉球松の絵と琉球の五偉人のうち一人である蔡温の名前が描かれています。

そのため植林記念切手は「蔡温記念」と呼ばれることもあり、買取価格は未使用美品のバラ切手単位で1,500円程度ですが、未使用か使用済みによっても価値は異なります。

切手を高く売るために普通は未使用であることが求められますが、琉球切手の場合は押された消印とセットでより高い価値が出る場合があります。

[記念切手] 琉球政府創立(りゅうきゅうせいふそうりつ)

[記念切手] 琉球政府創立(りゅうきゅうせいふそうりつ) 相場価格1,000〜9,999円
切手額面3円(1円〜49円
デザイン縦型動物
発行年度1952年(1950年代

米軍統治下から琉球政府となった時代に作られた琉球政府創立の記念切手です。

琉球列島の上に双葉と羽ばたく鳥が描かれた、平和を象徴するデザインとなっています。

琉球切手は発行年度によって高額買取されていることもあるので事前に調べておくことが重要です。

1948年7月1日から、独自デザインと「琉球郵便」表示による切手が発行され、1951年に4つの群島政府がまとめられて琉球臨時政府ができると、郵便事業をまとめる琉球郵政庁がつくられました。

1952年4月1日に琉球政府が成立し、郵便は琉球政府の管轄になり、その後は「琉球郵便」の文字の入った琉球切手が発行されるようになりました。

沖縄独自の文化を反映したデザインなので、人気が高まり外貨獲得にも大きな功績を残しましたが、沖縄県の復帰にともなって1972年6月3日で使用が停止されました。

この時までの沖縄切手は259種にもなります。

この切手の場合、未使用美品であれば1万円近い値が付くようです。

米軍統治時代に発行された切手の中でも比較的高額で買取ってもらえる物の一つと言えます。

お手持ちの切手がどれくらいの価値があるのか知りたいときは、切手買取専門店へ一度は相談してみる事をおすすめします。

第3回新聞週間(だいさんかい しんぶんしゅうかん)

第3回新聞週間(だいさんかい しんぶんしゅうかん) 相場価格1〜499円
切手額面4円(100円〜499円
デザイン縦型人物その他のモチーフ
発行年度1953年(1950年代

鉛筆を形どった紙型とともに沖縄の新聞人、政治家である太田朝敷がデザインされています。

彼は明治26年沖縄最初の新聞「琉球新報」の創刊に深く関わっており、県会議員、首里市長を務め沖縄県海外協会副会長として移民事業を推しすすめた人物です。

琉球時代の切手のため未使用の現存品は少ない価値のある切手です。

正しい価値を知るためにも、一度専門家に鑑定してもらうことが高額査定へのポイントになるでしょう。

1953年第3回新聞週間は、毎年10月に行われる新聞週間の第3回を記念して発行されたものです。

切手の図柄は、沖縄新聞業界の先駆者の大田朝敷の肖像画と鉛筆がデザインされています。

大田朝敷(1865年~1931年)は首里生まれで、学習院を経て慶應義塾へ進み、慶應義塾の創立者である福沢諭吉の門下生として直接教育を受けました。

1893年に帰郷し琉球新報の創立の頃から携わり、主筆を経て社長になりました。

琉球時代の切手のため未使用の現存品は少ない価値のある切手です。

正しい価値を知るためにも、一度専門家に鑑定してもらうことが高額査定へのポイントになるでしょう。

第4回新聞週間(だいよんかい しんぶんしゅうかん)

第4回新聞週間(だいよんかい しんぶんしゅうかん) 相場価格1,000〜9,999円
切手額面4円(1円〜49円
デザイン縦型人物その他のモチーフ
発行年度1954年(1950年代

米軍統治下の沖縄で1948年に「琉球郵便」と記された切手が発行されています。

その中でも新聞週間の記念切手として発行されたスタイリッシュなデザインの切手です。

図柄は琉球朝日新聞社を設立し、衆議院議員となった当真嗣合が描かれ、切手の買取価格は500円~1,000円程度です。

四半世紀もの時間が経ったため、どうしても劣化が起こってしまいますが、色褪せやシワの少ないものは高い価値を持ちます。

状態により価値が大きく変動するため正しい価値を知るためにも、プロの鑑定士に査定してもらえると安心です。

第7回新聞週間(だいななかいしんぶんしゅうかん)

第7回新聞週間(だいななかいしんぶんしゅうかん) 相場価格1〜499円
切手額面4円(1円〜49円
デザイン
発行年度1957年(1950年代

1957年第7回新聞週間は、同じ年の10月に開催された新聞週間を記念して発行されたものです。

ロケットの形をした鉛筆と沖縄の地図が図柄に採用され、ペンの力で世界に向けて発信しようという意気込みが込められています。

1957年第7回新聞週間は、B円最後の年の切手で、次年の1958年9月から円からドルへの切り替えがあり、わずか10年足らずの間だけ発行されたものです。

ただ、半世紀もの時間が経っているので丁寧に保存されたものの価値は高く、逆にそうでないものの価値は低くなっています。

しばしばシートでも流通しており、発行から年数が経つにつれ価値が上がる可能性があるので、現在の価値を調べるのであれば、買取専門業者に査定依頼をしてみるのも良いかもしれません。

ドル表示数字切手1¢(どるひょうじすうじきって いっせんと)

ドル表示数字切手1¢(どるひょうじすうじきって いっせんと) 相場価格1〜499円
切手額面1c(1円〜49円
デザイン縦型その他のモチーフ
発行年度1958年(1950年代

1958年に通貨が全てドル・セントへ変更されたことにより急遽発行されたデザインがシンプルな切手です。

額面によって色がことなっているデザインとなっています。

半世紀以上昔の切手ですが、未使用の綺麗な切手もしばしば流通しています。

それでもシミ・ヤケの程度によって切手の価値が変動するため、価値を調べたいのであれば、プロの鑑定士に正しい価値を評価してもらうのが高額買取へのよい方法でしょう。

ドル表示数字切手10¢(どるひょうじ すうじきって じゅっせんと)

ドル表示数字切手10¢(どるひょうじ すうじきって じゅっせんと) 相場価格500〜999円
切手額面10¢(その他
デザインその他のモチーフ
発行年度1958年(1950年代

1958年9月に琉球で使用されていた通貨が全てドル・セントへ変更されたことにより急遽発行されたドル表示数字切手。

急に通達されたために切手へのデザインはほぼされておらず、額面により色が異なり、額が大きく描かれています。

半世紀以上も前のものであるためシミ・ヤケのほとんどない綺麗なものは高い価値を持ちます。

手元にある切手がどのような価値になっているか、正しい価値を知るためにも専門家による鑑定をお勧めします。

ドル表示数字切手 50¢(どるひょうじきって ごじゅっせんと)

ドル表示数字切手 50¢(どるひょうじきって ごじゅっせんと) 相場価格1,000〜9,999円
切手額面50¢(その他
デザイン縦型その他のモチーフ
発行年度1958年(1950年代

米軍統治下であった1958年9月にそれまで琉球で使用されていた米軍軍票(通称B円)は、すべてドルと交換され、アメリカ同様にドルが通貨となったため、郵便切手もドル・セント表示のものに変更されました。

そこで急遽発行されたこのドル表示数字切手のデザインはとても簡便なものになっています。

半世紀以上も前のものであってもシミ・ヤケが少なく、綺麗に保存されているものは相場も変わりますので、ぜひ買取専門店での査定でお確かめ頂くことがポイントです。

文化人切手「夏目 漱石」(ぶんかじんきって なつめそうせき)

文化人切手「夏目 漱石」(ぶんかじんきって なつめそうせき) 相場価格1〜499円
切手額面8円(1円〜49円
デザイン縦型人物
発行年度1950年(1950年代

『坊っちゃん』『こころ』『吾輩は猫である』など数多くの傑作を残した夏目漱石の肖像が描かれた『文化人シリーズ 夏目漱石』。

誰もが知る著名な文豪と言うことで切手収集家からの人気も非常に高くなっています。

買い取り価格については、美品/並品かで非常に大きく変わってくるので保管には細心の注意を払うことをおすすめします。

また同シリーズ全十八種の切手が全てそろっている場合は、平均買取額を大幅に上回る値段で売れる場合があります。

鑑定士が在籍する切手買取専門店での査定が望ましいでしょう。

歌川広重 「東海道五十三次 京師」(うたがわひろしげ とうかいどうごじゅうさんつぎ けいし)

歌川広重 「東海道五十三次 京師」(うたがわひろしげ とうかいどうごじゅうさんつぎ けいし) 相場価格1〜499円
切手額面24円(1円〜49円
デザイン横型建物
発行年度1958年(1950年代

東海道五十三次の「京師」は、国際文通週間における初めての切手となります。

京師は最終到着地の京都の風景を描いたもので、その美しい図柄から、日本の切手が世界各国から注目されるきっかけにもなっています。

東海道五十三次の切手は国内における知名度も非常に高く、価値が高いプレミア切手としても有名。

取価格は大体額面から、シートであれば1000円程の買取価格が見込めるでしょう。

東海道五十三次シリーズの切手をお持ちであれば、専門業者にどれくらいの価値があるかを確認してみると良いでしょう。

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いらない切手を買取業者に売ってみた。 知って得する切手の豆知識
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