その切手、価値あるモノかもしれません! - 切手の種類一覧表
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1980年代

第44回国体(北海道)(だいよんじゅうよんかいこくたい ほっかいどう)

第44回国体(北海道)(だいよんじゅうよんかいこくたい ほっかいどう) 相場価格1〜499円
切手額面62円(1円〜49円
デザイン縦型人物
発行年度1989年(1980年代

1989年に開催された第44回国民体育大会(はまなす国体)の記念切手です。

図柄にはスローガンの「君よ今、北の大地の風となれ」にちなみ、マラソンランナーを採用。

背景には北海道の花であるハマナスがあしらってあるデザインです。

北海道を代表するデザイン界のパイオニアとして活躍したグラフィックデザイナーの栗谷川健一が手がけた作品です。

比較的新しい切手のため買取価格はまずまずですが、額面以上の売価を推移している安定感の高い古切手です。

売る場合もしっかりお店選びをしないと損をする可能性もありますので、鑑定士が在籍する古銭買取の専門店に査定もらうのがベストです。

斉白石作品選 1980(さいはくせきさくひんせん 1980)

斉白石作品選 1980(さいはくせきさくひんせん 1980) 相場価格10,000〜49,999円
切手額面2元()
デザイン縦型植物
発行年度1980年(1980年代

現代中国画の巨匠と言われる斉白石の花画が使われた切手です。

斉白石作品選切手には今回ご紹介する小型シートの他に全16種の縦長切手も存在しますが、どれも斉白石らしい艶やかな花画でコレクターからの人気も非常に高い逸品となっています。

日本では斉白石という人物はあまり知られていませんが、中国では現代を代表する画家の一人で、清の末期から終戦後の1957年までを生きた画家です。

その創作ペースの速さは、1日に平均2点もの作品を仕上げ、80歳を超えても1年あたりで600以上の作品を完成させていたと言われています。

彼は画家で大成だけでなく、印章づくりや書でも成功し、それぞれの分野に代表作品があります。

中国郵政発行なので、日本では入手が難しく、プレミア価格での売買が行われています。

単片の場合は価値が大幅に下がってしまいますが、未使用シート品ならば2万円はくだらない買取価格が付くでしょう。

買取は切手の価値を判断してくれる専門家に依頼するのが望ましいと言えます。

ロス五輪 アメリカ(ろすごりん あめりか)

ロス五輪 アメリカ(ろすごりん あめりか) 相場価格1,000〜9,999円
切手額面20セント(1円〜49円
デザイン人物
発行年度1984年(1980年代

アメリカで発行されたロサンゼルスオリンピックの記念切手です。

重量上げの選手が描かれているものは16種完のシリーズ。

飛び込み選手が描かれたデザインの切手は夏季と冬季の五輪のそれぞれ4種類をセットとしたシリーズの1枚です。

このようにロスオリンピックの切手は多く発行され人気だったようです。

現在ではアメリカ本国でもこれらの切手が高額で売れることはまずないそうです。

日本で売るのも難しいかもしれません。

外国切手を買取してくれるところをよく探して利用されると良いでしょう。

年賀切手 赤猿(ねんがきって あかざる)

年賀切手 赤猿(ねんがきって あかざる) 相場価格50,000〜99,999円
切手額面8分(1円〜49円
デザイン動物
発行年度1980年(1980年代

1980年の干支である猿を描いた切手。

ぱっと見は愛らしい小猿ですが、金粉を使用した繊細かつ豪華なデザインになります。

中国切手の5本の指に入る、「赤猿」は、現在でもかなりの高額プレミアムの切手です。

中華人民共和国の中国郵政が初めて発行した切手の赤猿は、1980年の旧正月に干支の「申(さる)」1種完を始めとして、1991年「未(ひつじ)」まで発行された、中国十二支切手のシートです。

この中で、赤猿は当初800万枚発行の予定が諸事情により500万枚に減少、現存枚数はもっと減ることを考慮に入れ、希少性の高さに伴い価値が高騰します。

中国のプレミア切手の代表格と言われる人気の切手です。

またコンディションによって買取額が大きく変わる切手でもあります。

猿の顔部分などの金粉の発色が良いものほど高額で売れるようですので、丁寧な保管で状態を維持するように気を付けたいところです。

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いらない切手を買取業者に売ってみた。 知って得する切手の豆知識
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