文化人切手「野口 英世」(ぶんかじんきって のぐちひでよ)
文化人切手「野口 英世」(ぶんかじんきって のぐちひでよ)
現行千円札でもお馴染みの野口英世の肖像が描かれた切手『文化人シリーズ 野口英世』。
さて、一見非常に地味でポピュラーに見えるこちらの古切手ですが、実は全十八種類発行されていた文化人シリーズ切手の中でも特にプレミア価格が付いている逸品です。
と言うのも同シリーズの中で野口英世の切手のみに「第一種版」と「第二種版」が存在するから。
第一種版の買取相場はそこそこですが、第二種版は発行部数が少なかったこともあり非常に高額の買い取り価格がついています。
第一種版/第二種版の判断は右下端印刷線の段差の有無によりつけられます。
一次文化人切手シリーズは1949年~1952年に発行された文化人切手の事を指し、野口英世や夏目漱石など有名な文化人が図案となった切手シリーズです。
もちろん美品か並品かでも買い取ってもらえる値段は大きく変わってきますので、売る前には入念な確認をして、切手買取業者へ査定依頼をするのがオススメです。