1920年代
西湖博覧会絵葉書(せいこはくらんかいえはがき)
1929年に行われた西湖博覧会の様子を写した絵葉書です。
免係はがきといって、中国郵政が自然災害や戦争等の地域の通信を無料化するために発行されたもので、発行枚数が少ないため残存するものも非常に少なく、コレクターズアイテムとしてだけでなく歴史的な価値を持った資料としても非常に希少なものとなっています。
額面の無い絵葉書ながらも1枚1万円以上の買取価格が付く大珍品。
セットでの買い取りの場合は10万円以上の値がつくこともある、プレミア絵葉書です。
お売りの際は価値を理解してくれる専門家に査定依頼してみると良いでしょう。
大正銀婚(たいしょうぎんこん)
大正天皇と皇后の銀婚を記念して発行された切手です。
図案は松くい鶴もしくは銀枠に鳳凰が採用されており、記念切手らしい華やかなデザインになっています。
大正銀婚記念切手は画像のものを含めて4種類の額面で発行されています。
買取相場は額面の高さにしたがって大きく跳ね上がり、特に20銭切手は非常に珍しいため高額なプレミア価格がついています。
状態の良い美品なら買い取り価格はさらに上がりますので、ご自宅に古切手がある方は、買取専門店にまずご相談されると良いでしょう。
昭和天皇 御即位御大礼奉祝花電車 (しょうわてんのうごそくいごたいれいほうしゅくはなでんしゃ)
昭和大礼に発行された記念絵葉書。
記念式典の際によく運行されたという豪華な装飾が施された電車を題材としています。
6種発行された全て花電車を描いたものになっています。
花電車は絵葉書として人気な題材だったようで、大正時代からたびたび写真の絵葉書などが発行されています。
絵葉書の鮮やかさが程良く残っていれば買取に有利になるかもしれません。
売り時や買取先を見極めたいのであれば、それまでの絵葉書の保管の質も重要になります。
古い切手ですので丁寧に扱い、日頃から状態を確認しておくことがポイントです。
-
毛主席詩詞(もうしゅせきしし)...
詩詞を書く毛沢東と彼が詠んだ詩詞を切手にした「毛主席詩詞切手」(文7)
-
牡丹(ぼたん)...
大輪の牡丹の花をモチーフにした中国らしい切手シリーズです(特61)。
関連記事