1900年代
切手趣味週間 1959 浮世源氏八景(きってしゅみしゅうかん 1959 うきよげんじはっけい)
武家出身の浮世絵師である鳥文斎栄之(細田栄之)が描いた『浮世源氏八景』の一遍が採用された1959年の切手趣味週間記念切手です。
その出自を思わせる清楚な美人画が持ち味である彼の浮世絵。
中でも浮世源氏八景は公家や武家などの上流階級を思わせる文化がそこかしこに詰まっており、品のある作品に仕上がっています。
切手に採用された『幻落雁』は和歌をたしなむ二人の女性が描かれた一遍です。
こちらの古切手を売る場合、重要になってくるのは保存状態の良さ。
シートの場合はさらに相場が上がりやすいので、高額買取を希望であれば、日焼けやシミなどに気を付けた保管が大切になってきます。
日露戦役凱旋(にちろせんえきがいせん)
相場価格 | 500〜999円、 1,000〜9,999円、 10,000〜49,999円 | |
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切手額面 | 1銭5厘、3銭(1銭〜99銭) | |
デザイン | 縦型、 赤、 青、 白、 その他のモチーフ | |
発行年度 | 1906年(1900年代) |
正式名称を『日露戦争凱旋観兵式記念』とする戦争凱旋記念切手です。
菊花紋があしらわれた丸枠の中には陸軍の兵器が描かれており、当時の世相を反映させたデザインとなっています。
初めて記念印が使用された切手で、その価値は、
の買取価格が期待できる記念切手です。
価値のある切手ですので、売る場合もしっかりお店選びをしないと、損をしてしまう可能性がありますので、買取の際は専門店にご相談するのがポイントとなるでしょう。
大正ご婚儀(たいしょうごこんぎ)
大正婚儀記念切手は、大正天皇の皇太子時代の婚礼を記念して発行された記念切手です。
時代が1900年に入って初めての記念切手で、額面が3銭の一種類しかないので見分けがつきやすいです。
一枚の価値はバラ切手単位が4,500円位となりますが、大正婚儀記念切手のシートであれば30万円以上のが期待できるお宝です。
売却をお考えなら、古い切手の価値がわかる切手買取業者にご相談することをおすすめします。
日韓通信合同(にっかんつうしんごうどう)
戦前の1905年、日本が『大日本帝国』と呼ばれていた頃の切手です。
当時大韓帝国が自国運営していた郵便事業を日本が接収した際に『日韓通信業務合同記念』としてこの切手が発行されました。
発行されたもののうち半数以上が清国(中国)・台湾・韓国に渡ったため、国内に残っているものは多くなく希少価値が高くなっています。
美品であれば相場はさらに跳ね上がり高価買取は必至なので、ご自宅に古切手が大量にあると言う方は探してみると良いかもしれません。
プレミアが付く切手が紛れている可能性もありますので、一度確認してみると良いでしょう。