景色
国際文通週間 1996 四季草花図小屏風 グリーティング 2種連刷(しきそうかずしょうびょうぶ)
相場価格 | 1〜499円、 500〜999円 | |
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切手額面 | 90円、110円、130円(50円〜99円、 100円〜499円) | |
デザイン | 横型、 赤、 黄、 緑、 白、 人物、 植物、 景色 | |
発行年度 | 平成8年 1996年(1990年代) |
尾形光琳作『四季草花図小屏風』と葛飾北斎作『冨嶽三十六景』の二種連刷グリーティング切手。
それぞれ90円・110円・130円の3額面が発行されたため、平成8年の国際文通週間には実質6種類の記念切手が発行されていることになります。
屏風の各曲を切り取った四季草花図と富士の雄大さが楽しめる冨嶽三十六景の対比が面白いシートです。
破れや劣化のないものなら額面以上の価格での買い取りも期待できますので、これらの切手はどの額面も比較的高い価値での売買されているのも後押しして、より満足のいく結果が得られるかもしれません。
観光地百選シリーズ 箱根温泉(かんこうちひゃくせんしりーず はこねおんせん)
相場価格 | 1〜499円、 500〜999円、 1,000〜9,999円 | |
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切手額面 | 8円、24円(1円〜49円) | |
デザイン | 縦型、 横型、 赤、 青、 白、 景色 | |
発行年度 | 昭和26年 1951年(1950年代) |
「観光地百選シリーズ」の一枚である箱根温泉の風景が描かれた切手です。
一種類のカラーで印刷しているとは思えないほど、山々や空の濃淡が巧みに表現された図柄は非常に見事。
この切手には8銭と24銭の2種類の額面が存在しますが、小額面である8銭の方が平均買取相場が高い珍しいパターンの一枚です。
薄紙とファイルに挟み暗所で保存するなどの扱いが重要で、美品か並品かによって買い取り価格に大きな差が出てくるので、注意深い管理が売値を左右するでしょう。
観光地百選シリーズ 赤目四十八滝(かんこうちひゃくせんしりーず あかめしじゅうはちたき)
三重県名張市に位置する赤目四十八滝の風景が描かれた「観光地百選シリーズ」の一枚。
白地に単色刷りと言うシンプルな色合いながらも風景の繊細なニュアンスがよく表されている美しい逸品です。
こちらの切手シリーズは同じモチーフの異なる図柄を2種類の額面におさめるというユニークな試みがなされており、赤目四十八滝にも8円/24円の2つの額面が存在します。
どちらも戦後の切手としてはそこそこ高額な部類になるため、買取を考えている場合は、シミや汚れに注意した丁寧な保管を心がけることで印象も違っていますので、是非実行してみてください。
第一次国宝シリーズ 秋冬山水図(だいいちじこくほうしりーず しゅうとうさんすいず)
室町時代に活躍した水墨画家・雪舟の代表作『秋冬山水図』からの一枚。
こちらの作品は秋と冬の二幅から成り立っており、切手に採用されたものは冬の山景を見事に表した『冬景山水図』と呼ばれます。
雪深い断崖と山道を歩く人が水墨のみで巧みに表現された傑作です。
この切手が発行されたころの50円切手と言うと現在で言う200円程度の価値になります。
そのため出回った数が少なく、買取価格は他の国宝切手に比べるとやや高め。
美品の場合は切手買取に詳しい専門店で査定してもらうと、価値に見合った買い取り額を提示してもらいやすいです。
保管状態には気を付け、少しでも印象を良くする努力をすることが高額査定のコツになります。
第31回リチオーネ国際切手展(だい31かいりちおーねこくさいきっててん)
相場価格 | 10,000〜49,999円、 50,000〜99,999円 | |
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切手額面 | 2元() | |
デザイン | 横型、 青、 緑、 白、 景色 | |
発行年度 | 1979年(1970年代) |
1979年発行の第31回リチオーネ国際切手展の記念切手(J41)です。
万里の長城を描いたデザインに金色加工が施されており、ベースの落ち着いた色味と相まって優雅な雰囲気を感じさせますね。
こちらは同年に出された小型シートに加刷して作られた珍しいタイプで、発行部数は10万枚と大変な希少価値を持つレア切手。
入手困難なためコレクター間ではとても高い売値で売買されており、専門店での査定価格もかなりの高額です。
せっかくのプレミア切手ですので、売却を検討する際は価値をわかってもらえるお店で鑑定してもらいたいものです。
ふるさと心の風景「秋の風景」(ふるさとこころのふうけい「あきのふうけい」)
「ふるさと心の風景」シリーズ第2集であり、第一集と同じく原田泰治が描いた昔懐かしい全国各地のふるさとの風景や、ポストのある風景などが描かれた切手です。
富山県の砺波市をはじめ全国各地の秋の情景がデザインされています。
ふるさと心の風景シリーズ第1集と同数の200万枚発行され、全国の郵便局で販売されていました。
ふるさと心の風景シリーズとして今後価値が高まる可能性があり、いずれ買取価格が上昇したときのために、より綺麗な状態をキープするよう丁寧な保管しておいたほうが良いでしょう。
ふるさと心の風景 第4集「春の風景」(ふるさとこころのふうけい だいよんしゅう はるのふうけい)
赤い電車や小さな郵便局など昔懐かしい全国各地のふるさとの風景が原田泰治によって描かれた、「ふるさと心の風景」シリーズ第4集。
200万シートの切手発行とともに、切手の「ふるさと」解説帳も発行され、こちらには切手の詳しい説明や、原画作成当時のコメント、現在の様子が分かる写真等も豊富に掲載されています。
原田泰治さんの作品ということもあり、今後価値が上昇する可能性もあります。
いつかお売りになるのであれば、劣化やシミには気をつけ、丁寧な保存を心がけることが高額買取への近道とも言えるでしょう。
大阪版「国際ロータリー2004年国際大会」(おおさかばん こくさいろーたりー 2004ねん こくさいたいかい)
さまざまな奉仕活動を行う団体として知られている「ロータリークラブ」の国際大会が東京に続き、初めて大阪で開催されたことを記念し切手が販売されました。
切手デザイナーの森田基治によりデザインされ、切手シートの余白部分には、大阪市の代表的建築物である大阪城天守閣(「大阪夏の陣図屏風」)と国際ロータリー2004年国際大会ロゴを描いています。
この切手は単体で販売されていることが多いため、シート余白部があると切手の買取価値が高まります。
種類によって買取金額に幅が出てきますので、一度買取業者に査定を依頼して、価値をご確認してみても良いでしょう。
歌川広重 「東海道五十三次 桑名」(うたがわひろしげ とうかいどうごじゅうさんつぎ くわな)
『東海道五十三次』の中に出てくる42番めの宿場である桑名。
桑名湊に浮かぶ船と桑名城の対比が、歌川広重ならではの緩急ある筆致で見事に表現されています。
夕焼けを背景に多くの人が乗った船が港に入っていくと言う温かみのある作品です。
こちらの切手の買取相場についてですが、前年に発行された『京師』に比べて価格がかなり上がっています。
バラでの価値もなかなかですが、シートの場合はより買い取り価格がアップします。
美品か並品かは、保管方法の見直しや正しい方法で大きく売値が変わってくるので、クリーニングで出来る限りの状態を維持し、高額買取を目指しましょう。
歌川広重 「東海道五十三次 蒲原」(うたがわひろしげ とうかいどうごじゅうさんつぎ かんばら)
豪雪に見舞われた静岡・蒲原宿の様子を情景豊かに描いた作品『東海道五十三次 蒲原』の絵が使われた切手です。
1958年・1959年の国際文通週間記念切手も1960年と同じく東海道五十三次がテーマでしたが、60年は前々年・前年に比べて切手の発行部数が非常に少なかったため、現在では希少価値が高い切手になっています。
汚れや折れの無い美品なら1000円以上の買い取り価格が期待できることもありますので、切手買取に持ち込む際は汚れがないか入念にチェックしましょう。
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