500〜999円
理化学研究所創立100周年(りかがくけんきゅうしょそうりつ100しゅうねん)
理化学研究所創立100周年は、黎明期の理化学研究所の製品、スーパーコンピュータ「京」、113番元素ニホニウム(Nh)、植物、動物組織の顕微鏡写真、重イオンビームで開発した新種のサクラが描かれています。
販売価格は820円/1シートで、1シート10枚からなり、縦2枚x横5枚の構成になっています。
600万枚が発行されていますが、ちょっと切手としては変わったジャンルでの創立記念切手ですので、買っておいて損はないでしょう。
民生委員制度創設100周年(みんせいいいんせいどそうせつ100しゅうねん)
民生委員制度創設100周年の意匠はクローバーをくわえる白い鳩です。
販売価格は820円/1シートで、デザインは中丸ひとみさんです。
幸せのめばえを意味する四つ葉のクローバーが、民生委員・児童委員のマークであるため、それをバックに、平和のシンボルの鳩が四つ葉のクローバーをくわえた白い鳩をデザインした、とてもセンスのある特殊切手なのが、民生委員制度創設100周年切手です。
天然記念物シリーズ第2集(てんねんきねんぶつしりーず だい2しゅう)
天然記念物シリーズ第2集は、シブツアサツキ、ホソバヒナウスユキソウ、オゼコウホネ、クロバナロウゲ、ミズバショウ、ニッコウキスゲ、ハッチョウトンボ、オオジシギ、ルリビタキ、オコジョ、そして背景に至仏山と尾瀬ヶ原が描かれています。
販売価格は820円/1シートで、天然保護区域の尾瀬を題材とした特殊切手になります。
尾瀬地区という場所に限定した特殊切手の天然記念物シリーズ第2集はその題材からも買取価格が高くなっていくのではないでしょうか。
日デンマーク外交関係樹立150周年(にちでんまーくがいこうかんけいじゅりつ150しゅうねん)
日デンマーク外交関係樹立150周年は、ニューハウン画が2つ、チボリ公園、豚と農業、自転車に乗る人々、風力発電、アンデルセン童話「人魚姫」、アンデルセン童話「おやゆび姫」、クロンボー城、アマリエンボー宮殿が描かれています。
販売価格は820円/1シートで、デザインは山田泰子さんです。
2017年は1867年に修好通商航海条約を日本とデンマークが結んでから150周年という節目になるので、発行された特殊切手です。
My旅切手シリーズ第2集/52円郵便切手(まいたびきってしりーず だい2しゅう/52えんゆうびんきって)
その名の通り、旅をコンセプトとして、その旅で訪れる場所の素晴らしい景色や生活、また文化や特産品などその地域を取り上げています。
特殊切手のMy旅切手シリーズ第2集のデザイナーは楠田祐士さんで、オフセット6色の切手です。
切手シートには江ノ島とかもめ、電車、江ノ島、電車、ドリンク、ハンバーガー、海と女の子、海と犬、江ノ島と流れ星、夕暮れの海が使われています。
ムーミン(62円郵便切手)(むーみん 62えんゆうびんきって)
子供から大人まで幅広く知られているムーミンは、フィンランドの芸術家トーベ・ヤンソンの作品です。
小説、絵本、漫画など色々な形で発表した一連のシリーズの作品で、主人公であるムーミンやパパとママ、友達のリトルミイやスナフキンなどこちらもみなさんご存知のキャラクターが沢山登場します。
この62円のグリーティング切手シートではムーミンと仲間たちが誰かのために何かをしている様子が表されています。
登場するのは、ムーミンパパ、ムーミンママ、スノークのおじょうさん、ヘムレンさん、トゥーテッキ、スナフキン、リトルミイ、ムーミン、ムーミンとスナフキン、ムーミン一家、またシート余白にスティンキーが登場します。
ムーミン(82円郵便切手)(むーみん 82えんゆうびんきって)
62円郵便グリーティング切手シートではムーミンと仲間たちが誰かのために何かをしている様子が表されていますが、82円シートでは「ムーミン達とお手紙」がテーマとなった構成となっています。
登場するのは、ムーミン、スナフキン、スニフ、スノークのおじょうさん、リトルミイ、ミムラねえさん、ムーミンとリトルミイ、ムーミンパパ、ムーミンママ、ニョロニョロ、またシート余白にスティンキーが登場します。
和の文様シリーズ 第4集 /62円郵便切手シート (わのもんようしりーず だい4しゅう/62えんきってしーと)
1.青海波(せいがいは)文様
中国西域から日本にやってきた青海波(せいがいは)文様は、起源はカスピ海周域になります。
文様として平安時代から使用された文様は、日本で古典文様として根付きました。
幾何構成図形としての素晴らしさは、吉祥文様としても多くの人に好まれています。
2.葡萄(ぶどう)唐草(からくさ)文様
葡萄の多くの果実は豊穣と繁栄を、また蔓状の茎は永遠に発展するといった世界観を表すとされています。また、吉祥文様として世界で広まっていきました。
正倉院では葡萄唐草(ぶどうからくさ)を多く見ることができ、桃山時代には南蛮文化と共に葡萄唐草が注目を集めるようになりました。
この葡萄(ぶどう)唐草(からくさ)文様は江戸時代以降にさらに広まっていきました。
3.蝶(ちょう)文様
蝶文様は平安時代の飾り金具に多く使用され、また菊と一緒に華やかなデザインとなりました。
蝶は幼虫から蛹(さなぎ)になり、その後飛び立つことから、再生や登仙のシンボルとされました。
4.鈴(すず)文様
江戸時代前期に、太平の世が訪れ、その自由を楽しむ中で服や器具等に単独の大文様が流行ったと言われています。
その中で鈴(すず)文様は、新しい時代がうまくいくようにと、また全てがうまくいく(成就する)ようにとの願いを洒落て、鈴が大きく鳴る音に「成る」に例え、その素晴らしさを文様の世界で楽しんだとされています。
5.雪(ゆき)文様
鎌倉時代以降に写生描写の染物技法が使われるようになり、雪が文様として現れるようになりました。
雪の多い翌年は豊年と当時は言われており、良いことが起こる前兆として吉祥文様に扱われたとされています。
当時、天気を予想することは農作物や日常での作業の中で大変重要な事柄でした。
人々は、その天象の形を拝して畏怖し、それと同時に文様として身近につけておくことで守られることを祈ったとされています。
和の文様シリーズ 第4集/82円郵便切手シート (わのもんようしりーず だい4しゅう/82えんきってしーと)
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1.七宝(しっぽう)文様
吉祥文様である、七宝(しっぽう)と言われる輪繋ぎ文様の中に花を一緒にした形で美しいデザインになっています。
2.牡丹唐草(ぼたんからくさ)文様
富貴と華麗を意味する牡丹は、名誉の名実そのままに、人々を惹きつけていました。
また、唐草は無限に延びる割付の繋ぎ文様です。
これは、繁栄が永遠に続くめでたさを意味すると言われている吉祥文様となっています。
3.鳳凰(ほうおう)文様に唐草
鳳凰はご存知の通り、空想の生き物です。
古代中国では、宇宙の大気が凝縮し、形にならない混沌とした小さな固まりから生物が誕生したと信じられています。
そして、その最初が小さな龍の形をしていたとされ、そこから全生物が生まれていったとされています。
最初の龍から鳳凰が、その後に麒麟(きりん)や鯱(しゃち)が、またその後に鳥や魚、虫、動物などの生物が生まれたとされています。
4.束ね熨斗(のし)文様
熨斗とは鮑(あわび)を薄く伸ばして乾燥させた保存用食物のことです。
また、束ねた形態を「束ね熨斗」とも言います。
延して乾燥する、という所から、また、束ねるという意味から延命長寿や末広(すえひろ)を表す吉祥として扱われています。
5.観世水(かんぜみず)文様
流水文様の一部に渦巻きを加えたのが観世水です。
流れる水は腐らない、とう吉祥の意味がそこには込められており、能楽や歌舞伎の衣装等にも頻繁に使用される現代でも人気のある文様です。
天体シリーズ 第1集(てんたいしりーず だい1しゅう)
天体シリーズの第1集の特徴はデザインに惑星や星雲など天体の美しい世界をイメージしたものです。
光に反射して、宇宙の世界がキラキラと光る透明ホノグラム箔を使っており、傾けると、切手の一部が光る趣向が凝らされている素晴らしい切手です。
買っておいて損はない一品と言える切手です。
申込期限は2018年の3/7日までと発表されていますが、状況によってはその前に販売終了してしまう可能性もありますので、早めに予約しましょう。
2017年12月段階ではまだ未販売なので、相場価格は未定ですが買っておく価値はありますね。