景色
280円普通切手 吉野熊野国立公園 那智の滝(にひゃくはちじゅうえんふつうきって よしのくまのこくりつこうえん なちのたき)
かねてより国の名勝に指定されていましたが、ユネスコが『紀伊山地の霊場と参詣道』を世界遺産に登録したことによりその存在が一層知られるようになった那智の滝。
和歌山の神秘的なスポットが新たな280円切手に採用されました。
これだけ大きな額面になってくるとシートだけでなく10枚セットや台紙貼りの状態でも買い取ってくれるお店が増えてきます。
古切手と同じくシミやシワがあると買取査定額に影響する可能性があります。
保存状態は買取価格にも影響するので、丁寧な保管を心がけましょう。
310円普通切手 利尻礼文サロベツ国立公園 利尻島(さんびゃくじゅうえんふつうきって りしりれぶんさろべつこくりつこうえん りしりとう)
北海道に位置する利尻礼文サロベツ国立公園が310円切手のモチーフです。
チシマザクラやレブンアツモリソウなど北海道のみに自生する植物を多く擁しており、その群生地が天然記念物やラムサール条約に登録されています。
切手に描かれているのは利尻山を背景に咲くレブンシオガマと言う花です。
現行切手を買取依頼する際に気をつけてもらいたいのが、『バラ売りの場合はかなり安めの見積もりを取られやすい』と言うこと。
ショップで少しでも高く買い取ってもらうには、50枚単位で台紙に貼る、10枚つづりで持って行くなどの工夫が必要です。
500円普通切手 十和田八幡平国立公園 奥入瀬渓流(ごひゃくえんふつうきって とわだはちまんたいこくりつこうえん おいらせけいりゅう)
青森県十和田市に位置する十和田八幡平国立公園。
この中の特別名勝及び天然記念物に指定される奥入瀬渓流が描かれた切手です。
赤いツツジの花と新緑の木々を見るに、5月頃の三乱の流れを切り取った一枚ですね。
500円切手は切符などと同じく金券としての扱いが強く、またバラ売りでもお小遣い程度の売値にはなるので切手買取の市場では非常に人気。
観賞用としても一見の価値ありで、10枚つづり、50枚単位での台紙貼り、100枚つづりのシートの場合は相場が上がるので参考にしてみてくださいね。
1000円普通切手 富士図(せんえんふつうきって ふじず)
江戸時代後期の画家である田能村竹田が描いた『富士図』の絵を用いた切手です。
緑青や胡粉を巧みに用いることで、雪化粧された富士山の雄大な様が見事に表現されています。
1円~500円までの普通切手シートは100枚つづりとなっていますが、1000円普通切手に限っては20枚つづりが1シートになっています。
他の現行切手に比べてシートが用意しやすいと言う点で、切手買取希望者から非常に人気となっています。
切手専門の買い取り業者ですと、専門家による確かな検品で買い取り価格を掲示してくれますので、査定に出してみることをおすすめします。