[記念切手] 琉球政府創立(りゅうきゅうせいふそうりつ)
[記念切手] 琉球政府創立(りゅうきゅうせいふそうりつ)
米軍統治下から琉球政府となった時代に作られた琉球政府創立の記念切手です。
琉球列島の上に双葉と羽ばたく鳥が描かれた、平和を象徴するデザインとなっています。
琉球切手は発行年度によって高額買取されていることもあるので事前に調べておくことが重要です。
1948年7月1日から、独自デザインと「琉球郵便」表示による切手が発行され、1951年に4つの群島政府がまとめられて琉球臨時政府ができると、郵便事業をまとめる琉球郵政庁がつくられました。
1952年4月1日に琉球政府が成立し、郵便は琉球政府の管轄になり、その後は「琉球郵便」の文字の入った琉球切手が発行されるようになりました。
沖縄独自の文化を反映したデザインなので、人気が高まり外貨獲得にも大きな功績を残しましたが、沖縄県の復帰にともなって1972年6月3日で使用が停止されました。
この時までの沖縄切手は259種にもなります。
この切手の場合、未使用美品であれば1万円近い値が付くようです。
米軍統治時代に発行された切手の中でも比較的高額で買取ってもらえる物の一つと言えます。
お手持ちの切手がどれくらいの価値があるのか知りたいときは、切手買取専門店へ一度は相談してみる事をおすすめします。