文化人シリーズ 樋口一葉(ぶんかじんしりーず ひぐちいちよう)
文化人シリーズ 樋口一葉(ぶんかじんしりーず ひぐちいちよう)
短い生涯の中で『にごりえ』や『たけくらべ』などの傑作文学を世に残した女性作家、樋口一葉の肖像が使われた切手です。
文化人切手シリーズにはこちらの切手を含めて全十八種類のバリエーションがありますが、樋口一葉のものはその中でも比較的高額な部類に入ります。
樋口一葉(1872年~1896年)は、東京生まれの小説家で本名は夏子、戸籍名は奈津です。
中島歌子に歌、古典を学び、半井桃水に小説を学んだ一葉は、生活に苦しみながら、
・たけくらべ
・にごりえ
・十三夜
・にごりえ
・十三夜
などの秀作を発表し、文壇から絶賛されました。
たった1年半でこれらの作品を世に出しましたが、24歳のとき肺結核により死去し、没後に発表された「一葉日記」も高評価を受けている。
未使用の美品が高い買取価格で売れるということは皆さんよくご存じですが、使用済み品の場合も消印が珍しい場合(切手発行日当日のものや現在は無い地名など)は査定額が跳ね上がることがあります。
古切手を売りたい場合はこうした点も要チェックですので、一度確認してみると良いでしょう。