斉白石作品選 1980(さいはくせきさくひんせん 1980)
斉白石作品選 1980(さいはくせきさくひんせん 1980)
現代中国画の巨匠と言われる斉白石の花画が使われた切手です。
斉白石作品選切手には今回ご紹介する小型シートの他に全16種の縦長切手も存在しますが、どれも斉白石らしい艶やかな花画でコレクターからの人気も非常に高い逸品となっています。
日本では斉白石という人物はあまり知られていませんが、中国では現代を代表する画家の一人で、清の末期から終戦後の1957年までを生きた画家です。
その創作ペースの速さは、1日に平均2点もの作品を仕上げ、80歳を超えても1年あたりで600以上の作品を完成させていたと言われています。
彼は画家で大成だけでなく、印章づくりや書でも成功し、それぞれの分野に代表作品があります。
中国郵政発行なので、日本では入手が難しく、プレミア価格での売買が行われています。
単片の場合は価値が大幅に下がってしまいますが、未使用シート品ならば2万円はくだらない買取価格が付くでしょう。
買取は切手の価値を判断してくれる専門家に依頼するのが望ましいと言えます。
-
毛主席詩詞(もうしゅせきしし)...
詩詞を書く毛沢東と彼が詠んだ詩詞を切手にした「毛主席詩詞切手」(文7)
-
牡丹(ぼたん)...
大輪の牡丹の花をモチーフにした中国らしい切手シリーズです(特61)。
関連記事