その他のモチーフ
ドル表示数字切手10¢(どるひょうじ すうじきって じゅっせんと)
1958年9月に琉球で使用されていた通貨が全てドル・セントへ変更されたことにより急遽発行されたドル表示数字切手。
急に通達されたために切手へのデザインはほぼされておらず、額面により色が異なり、額が大きく描かれています。
半世紀以上も前のものであるためシミ・ヤケのほとんどない綺麗なものは高い価値を持ちます。
手元にある切手がどのような価値になっているか、正しい価値を知るためにも専門家による鑑定をお勧めします。
ドル表示数字切手 50¢(どるひょうじきって ごじゅっせんと)
米軍統治下であった1958年9月にそれまで琉球で使用されていた米軍軍票(通称B円)は、すべてドルと交換され、アメリカ同様にドルが通貨となったため、郵便切手もドル・セント表示のものに変更されました。
そこで急遽発行されたこのドル表示数字切手のデザインはとても簡便なものになっています。
半世紀以上も前のものであってもシミ・ヤケが少なく、綺麗に保存されているものは相場も変わりますので、ぜひ買取専門店での査定でお確かめ頂くことがポイントです。
夏のグリーティング(なつのぐりーてぃんぐ)
ハローキティ、マイメロディ、ポムポムプリンといったサンリオキャラクターがたくさんデザインされたグリーティング切手。
小さな子が手紙のやり取りを楽しめるようにシール式のかわいい切手になっています。
切手デザイナーの中丸ひとみによってデザインされており、全国の郵便局などで250万シート発行されています。
キャラクターものなのでコレクターには人気があります。
将来価値が高まる可能性があるので、しっかりとした保管など努力をすることが高額査定のコツになります。
冬のグリーティング(ふゆのぐりーてぃんぐ)
クリスマスをはじめとした冬の挨拶向けに制作された切手。
雪だるまやひつじをクロスステッチ風のイラストに見立て、冬の町の様子が切手デザイナー星山理佳により描かれています。
切手シート1枚で一つの物語となっているので、別途切り離さずに綺麗な状態で保管しておくことが価値を保持する良い方法です。
200万枚シートと多数発行されていますが、さまざまな用途で使われるためシートを保持しておいて損はないと思います。
丁寧な扱いが結果として高額査定につながりますので、良い状態を維持できるように保管すると良いでしょう。
2005 干支文字「酉」(えともじ「とり」)
背景に伊藤若冲の「仙人掌群鶏図」の一部分が描かれ、古代の字や5人の書家による様々な書体の干支文字「酉」が楽しめるシートとなっています。
エンボス加工の施された煌びやかな特殊切手です。
全国の郵便局で発売され、新年向けということもあり発行シート数は100万と多いです。
現在の相場はまずまずですが干支文字シリーズの最初なのでこれからの価値が上がることが見込まれます。
他の干支文字シリーズとともに保存しておくと高額買取も期待できますので、少しでも高値の査定がつくよう良い状態での保管をお勧めいたします。
2006 干支文字「戌」(えともじ「いぬ」)
2004年に発行された干支文字シリーズ第2段で、背景に円山応挙「朝顔狗子図杉戸」の一部分とともに、様々な書体の干支文字「戌」が描かれています。
デザインは昨年に引き続き、切手デザイナーの森田基治が担っています。
この切手も全国の郵便局で100万シートと多数発行されています。
他の干支文字シリーズとともに今後価値が高まる可能性があり、シリーズが全て揃っていると査定額は高くなりますので、いずれ買取価格が上昇したときのことも視野に入れて、丁寧に保管しておいたほうがよいものです。
2007 干支文字「亥」(えともじ「いのしし」)
2004年から発行されている第3段の干支文字シリーズ、背景に森一鳳筆「猪図」の右図が描かれ、様々な書体の干支文字「戌」がデザインされています。
今回はフランスのカルトール社による印刷で、前回までの干支文字シリーズとは色数や細部に異なった趣向が凝らされています。
この切手も全国で100万シートと多数発行されていますが、シリーズとしての価値が見込まれるので、シミやシワに気を付け綺麗な状態で保管しておくことが、高額買取へ向けた最良の方法です。
ハローキティ 北海道シート(はろーきてぃ ほっかいどうしーと)
ハローキティと牧場をモチーフにしたデザイン切手。
北海道の乳牛の放牧風景がイメージされています。
北海道内の郵便局などで販売され、販売枚数は10万シートです。
北海道でしか買えないということもあり切手額面よりも価値は高くなっています。
ハローキティが好きな方の関心や買取もあるので、今後の価値上昇が見込める良いシートといえます。
シール式のため、いずれ売ろうと考えているなら保管方法で価値に差のつく切手です。
シミや日焼け、カビなどに気を付けて、綺麗な保管方法が高額買取へとつながります。
ハッピーグリーティング 92円(はっぴーぐりーてぃんぐ 92えん)
新進気鋭の切手デザイナーの中丸ひとみと玉木明による「カワイイ」と「おめでたい」をテーマにデザインした和テイスト5枚と洋テイスト5枚のセットです。
お正月やバレンタインだけでなく、ちょっとお手紙など使えるカワイイ切手が詰まっています。
発行枚数は50万シートで、全国の郵便局や日本郵便「切手SHOP」でも販売されていました。
いつかお売りになることもお考えであれば、この切手はシール式のため、湿度や気温に配慮しながらきっちり管理することが、将来価値が高まったときに高額買取へとつながる良い方法です。
慶事用 82円普通切手 扇面に竹文様(けいじよう はちじゅうにえんふつうきって おうぎめんにたけもんよう)
結婚式の招待状を手紙形式で送る際に用いられる切手です。
金色の扇に竹文様が描かれており、おめでたい書状にぴったりのデザインとなっています。
なお慶事用切手には金額ごとにそれぞれ松・竹・梅の吉祥文様が採用されています。
招待状に使うものと言うことで、まとめ買いして大量に余らせてしまうことも多いかと思われる慶事用切手。
中途半端な数で余りがちなため買い取りに出すのをためらわれる方が多いですが、売りたい場合は10枚つづりや50枚に仕分けるとシート単位でなくてもそこそこの買取価格が付くので、業者に査定だけでもお願いしてみましょう