葛飾北斎「山下白雨の富士」(かつしかほくさい さんかはくうのふじ)
葛飾北斎「山下白雨の富士」(かつしかほくさい さんかはくうのふじ)
葛飾北斎が描いた浮世絵「富嶽三十六景・山下白雨(さんかはくう)」は、切手趣味週間の第一回目の切手小型シートです。
発行日は1947年11月1日で、300万枚が発行されました。
通称「黒富士」とも呼ばれる作品で、黒雲と稲妻が富士を覆う真夏の景観を見事に表現しています。
山下白雨の特徴は、1円切手を5枚組み合わせた小型シート形式で発行され、図柄は第一次昭和切手の「新昭和切手・北斎富士」を流用しているところにあります。
発行時期によってインクの濃さに差があり、「濃青」「淡青」として区別され、価値もそれぞれ違ってきます。
実際の山下白雨は茶や黒が取り入れられた雄々しい作品となっていますが、切手では単色刷りになっているため青と白で表現されています。
切手高額買取のコツは「シミ・ヤケが無いこと」「希少価値が高いこと」が多く挙げられますが、この切手の場合はそれに加えて、上記の「濃青であること(青の色が濃いこと)」も加味されることが多いです。
もし山下白雨の富士切手をお持ちの場合は、なるべく綺麗な状態で保存するよう心掛けておくと良いでしょう。