植物
[長野県] リンドウ(ながのけん りんどう)
洋画家であり東京藝術大学出身の小山利枝子による作品です。
釣鐘型の綺麗なリンドウの花が描かれています。
発行枚数は300万枚と多く、市場に出回っているものは2枚ペアとしてあるものが多いです。
1990年発行の切手で25年以上もの時間が経っているため保存方法によって、シミがでたり薄れたりと価値に大きく差が出てしまいます。
切手の価値を調べたい、買取をお願いするか検討中でしたら、一度は相談してみる事をおすすめします。
[香川県] オリーブ(かがわけん おりーぶ)
イタリア・ファエンツア国立美術大学などで学び、大学教授をしている辻一摩により原画が描かれています。
発行枚数は300万枚と多い方です。
都道府県の花の20面シート各種は、47連刷シートとの差別化をはかるため、単片ではなく横2枚のペア(2枚組)での販売となっている場合が多いです。
四半世紀の年月が経っていますが、シミやヤケなどのないものは高い価値を持つものもあります。
古銭買取店なら専門家が価値や相場を査定しますので、是非利用されると良いでしょう。
春のグリーティング(はるのぐりーてぃんぐ)
本郵政のキャラクター「ぽすくま」や、桜やカーネーションがデザインされています。
桜型に切り取られたシールをメインに春のお手紙に使いやすい切手が用意された切手シートです。
140万枚シートと多数発行されていますが、さまざまな用途で使われるためシートとして綺麗に保存しているものは今後価値が出てくる可能性があります。
今後の高額買取のことを考えてシートを綺麗に気に留めておけば、評価UPにつながりますので損はないと思います。
ハッピーグリーティング 92円(はっぴーぐりーてぃんぐ 92えん)
新進気鋭の切手デザイナーの中丸ひとみと玉木明による「カワイイ」と「おめでたい」をテーマにデザインした和テイスト5枚と洋テイスト5枚のセットです。
お正月やバレンタインだけでなく、ちょっとお手紙など使えるカワイイ切手が詰まっています。
発行枚数は50万シートで、全国の郵便局や日本郵便「切手SHOP」でも販売されていました。
いつかお売りになることもお考えであれば、この切手はシール式のため、湿度や気温に配慮しながらきっちり管理することが、将来価値が高まったときに高額買取へとつながる良い方法です。
[北海道] ハマナス(ほっかいどう はまなす)
ハマナスはバラ科で耐寒性に強く、北海道では海岸線によく見られる北海道を代表する花です。
洋画家の池上啓一によって開花したハマナスの花が描かれています。
発行枚数は300万枚と多い切手で、2枚ペアとして買取が行われていることが多いです。
適正な保管がされていると額面の4〜5倍程度の値段で取引されることもあります。
状態により価値が変動するケースもあるため、買取を希望される場合は湿気の無い場所を選んで保存するなど、しっかりとした保管が大切です。
第1次昭和 梅花(だいいちじしょうわ ばいか)
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相場価格 | 1,000〜9,999円 |
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切手額面 | 10円(1円〜49円) | |
デザイン | 植物、 その他のモチーフ | |
発行年度 | 1939年(1930年代) |
第1次昭和切手の14枚目に発行されたのが梅花模様の切手です。
渋みのある茶紫色でアンティークの味わいもあります。
10円の額面も当時としてはかなりの高額です。
その後も第2次・第3次昭和切手としてほぼ同じデザインの切手が発行され、さらには戦後にもよく似た梅花模様のデザインが発行されています。
どの切手も当時の額面に見合った高額で買取されるようですので、売るならばどれくらいの価値があるのか調べてもらった上で買取をするのがポイントです。
52円普通切手 ソメイヨシノ(ごじゅうにえんふつうきって そめいよしの)
日本の代表的な花である桜。
中でもソメイヨシノは花見でお馴染みの品種で、淡いピンクの大輪の花が一斉に咲き揃うので、見た目が非常に華やかなどもあり、全国各地に植えられるようになり、その艶やかな姿は多くの人に愛されてきました。
2014年に発行された新しい52円普通切手は、爽やかなグリーンを背景に美しく咲き誇るピンクの桜が目を引く洒落たデザインになっています。
52円切手はハガキ用として使われるため汎用性が高く、買取価格が安定しているので換金用切手としても人気。
美品のシートなら7~9割の相場で買い取ってくれるショップが多いです。
92円普通切手 スミレ(きゅうじゅうにえんふつうきって すみれ)
宝石のように濃い紫が目を引く、小さく可憐なスミレをモチーフにした92円普通切手。
スミレは日本の野原で見られる野草で、愛好家にとても人気が高い花です。
水色、紫、青緑と全体を青みがかった色でまとめたデザインは、清廉な美しさを感じさせます。
額面の小さい切手の場合はバラや10枚セットの買取額がかなり下がる傾向にあります。
しかし50円以上の切手になると10枚セットの場合でもそれほど買取価格が下がらなくなってくるので、ぐっと切手換金がしやすくなることが多いようです。
100円普通切手 サクラソウ(ひゃくえんふつうきって さくらそう)
鮮やかなピンク色の5弁花を複数個つける美しく清楚な花、サクラソウを描いた切手。
淡いピンクが品位のある色合いを醸し出しており、これもサクラソウの魅力のひとつです。
古くは江戸時代から栽培され国内の自生地が特別天然記念物に指定されるなど、多くの人に愛される花です。
そんなサクラソウの可憐な可愛らしさを引き立たせるような薄ピンク背景のデザインに仕上げられた100円切手。
高価買取のコツは他の普通切手と同じく、シート(100円×100枚)の状態で持ち込むこと。
すでにバラバラにしている場合でも、台紙貼りにすれば高額で買い取ってくれる場合もあるので参考にしてみてくださいね。
120円普通切手 フジ(ひゃくにじゅうえんふつうきって ふじ)
薄紫の小さな花を鈴なりにつける姿が美しいフジ。
本州を中心に日本各地に生息する花で、実は日本の固有種になります。
棚から垂れ下がる紫の美しい藤の花は、ひっそりとした深い色合いに趣きを感じ、親しまれています。
全体を落ち着いた紫色にまとめたデザインは、品が良くもどこか艶やかで日本的な香りを感じさせますね。
切手の中では比較的高い額面の部類に入ってくる120円切手ですが、店によっては10枚つづりでも8割以上の価格で買い取ってくれる場合もあります。
シートの場合はそれ以上の買取価格が付くことが多いので、換金率はかなり高いと言えるでしょう。