その切手、価値あるモノかもしれません! - 切手の種類一覧表
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農村で働く知識青年(のうそんではたらくちしきせいねん)

農村で働く知識青年(のうそんではたらくちしきせいねん) 相場価格1,000〜9,999円
切手額面8元(その他
デザイン横型人物
発行年度昭和44年 1969年(1960年代

1969年に発行された「農村で働く知識青年」の切手です(文17)。

文化大革命期の当時の中国では、毛沢東の指導により青少年が農村で肉体労働を行うことを推進されていました。

これら一連の活動は「上山下郷運動」と呼ばれ、今回ご紹介する切手も上山下郷運動の一環として発行されていたものです。

図柄はそれぞれ「働く青年たち」「試験田で学ぶ青年」「老農民に学ぶ青年」「幼児をみる医療班」の4種が存在しています。

希少性はそこそこ高く1枚あたりの買取相場も数千円と高額ですがセットで売却する場合はさらに高い値段での売買が行われています。

相場の変動もありますので、しっかりと査定できる買取専門店に依頼するのが高額査定のコツと言えるでしょう。

趣味週間 1963 本多平八郎姿絵 千姫(しゅみしゅうかん 1963 ほんだへいはちろうすがたえ せんひめ)

趣味週間 1963 本多平八郎姿絵 千姫(しゅみしゅうかん 1963 ほんだへいはちろうすがたえ せんひめ) 相場価格1〜499円
切手額面10円(1円〜49円
デザイン縦型人物
発行年度1963年(1960年代

江戸時代初期の風俗画として有名な「本多平八郎姿絵屏風」の一遍を切り取った切手です。

この屏風絵には播磨姫路新田藩の初代藩主・本多平八郎忠刻が千姫に手紙を送る様子が描かれていると言われています。

切手に採用されているのは忠刻からの文を持つ禿とそれを見る千姫の図。着物の柄や立ち姿に当時の文化が垣間見える興味深い作品となっています。

こちらは50年以上前に発行された古切手ですが、買取価格はそれほど高いとは言えません。

ただし、美品やシートでの売却の場合はこの限りではありませんので、買い取りを検討している場合は切手の状態を見直してみると良いでしょう。

切手買取専門業者に持ち込むことで査定をしてもらうことも可能です。

趣味週間 1962 花下遊楽図(しゅみしゅうかん 1962 かかゆうらくず)

趣味週間 1962 花下遊楽図(しゅみしゅうかん 1962 かかゆうらくず) 相場価格1〜499円
切手額面10円(1円〜49円
デザイン縦型人物
発行年度1962年(1960年代

安土桃山時代の風俗画『花下遊楽図屏風』の一遍が1962年切手趣味週間記念切手の図柄です。

屏風絵と言うと金箔などを使用した絢爛豪華なものがポピュラーですが、こちらは水墨画の技法を取り入れた点が特徴。

この屏風図は狩野永徳らを兄に持つ狩野派一門の絵師・狩野長信の代表作かつ傑作として今なお多くの人に愛されています。

こちらの古切手は額面を考えるとごく平均的な買取額といったところ。

日焼けや折れ・汚れなどにはくれぐれも注意し、保管状態に気を付けることで、買い取ってもらえる値段が変わってきます。

趣味週間 1970 婦人像(しゅみしゅうかん 1970 ふじんぞう)

趣味週間 1970 婦人像(しゅみしゅうかん 1970 ふじんぞう) 相場価格1〜499円
切手額面15円(1円〜49円
デザイン縦型
発行年度1970年(1970年代

1970年の切手趣味週間には、数多くの女性像を残した明治から昭和にかけて活動した洋画家である岡田三郎助の作品『婦人像』が採用されています。

日本髪と和装姿で鼓を叩く女性が、洋画ならではのリアリティ溢れるタッチで活き活きと描かれています。

こちらの切手は古切手の中では比較的ポピュラーな部類に入る切手のため、買取査定の際のチェックは少々厳しめ。

高く売りたいとお考えであれば、シミやヒンジ跡なども価値に影響するので、依頼の前に入念なチェックをしておくことをおすすめします。

切手趣味週間 1958 雨中湯帰り(きってしゅみしゅうかん 1958 うちゅうゆがえり)

切手趣味週間 1958 雨中湯帰り(きってしゅみしゅうかん 1958 うちゅうゆがえり) 相場価格1〜499円
切手額面10円(1円〜49円
デザイン縦型
発行年度1958年(1950年代

東洲斎写楽や葛飾北斎、歌川広重などに並ぶ六大浮世絵師の一人、鳥居清長作が描いた作品『雨中湯帰り』の一片を用いた切手です。元になる絵では傘をさした女性が3人描かれており、通称『雨傘』とも呼ばれる親しみ深い作品となっています。発行当時はその美しい仕上がりからたちまち人気となり切手ファンたちがこぞって買い集めましたが、この頃から人気のある切手は追加で刷られる仕様となったため希少価値自体はそこまで高くなく現在の買取価格も控えめです。とは言ってもヤケや折れの少ない美品や10面シートの場合は査定額もアップする傾向にあるので、売却を考えている場合は日頃の保管に気をつけることが重要といえます。

第一次国宝シリーズ 源頼朝像(だいいちじこくほうしりーず みなもとのよりともぞう)

第一次国宝シリーズ 源頼朝像(だいいちじこくほうしりーず みなもとのよりともぞう) 相場価格1〜499円
切手額面15円(1円〜49円
デザイン縦型人物
発行年度1968年(1960年代

1967年から1969年にかけて発行された第一次国宝シリーズの一枚、京都の神護寺が所有する源頼朝像の切手です。

神護寺には伝源頼朝像・伝平重盛像・伝藤原光能像の『神護寺三像』と呼ばれる絹本著色像があります。

それぞれが国宝に指定されており、切手に採用された源頼朝像は所有先の京都国立博物館または神護寺で定期的に一般公開されています。

こちらは古切手の中では比較的ポピュラーなため買取額はごく平均的な価格になっています。

劣化の有無により買い取り査定額に違いが出てくるので、できるだけ丁寧な保管を心がけ、切手の価値を正確に評価してくれる切手買取専門店へ依頼するようにしましょう。

第一次国宝シリーズ 平治物語絵詞(だいいちじこくほうしりーず へいじものがたりえことば)

第一次国宝シリーズ 平治物語絵詞(だいいちじこくほうしりーず へいじものがたりえことば) 相場価格1〜499円
切手額面15円(1円〜49円
デザイン横型人物
発行年度1968年(1960年代

平治の乱を舞台にした合戦絵巻『平治物語絵詞』の一遍を切り取った切手。

幽閉された後白河上皇と二条天皇が脱出をはかる様子が描かれている『六波羅行幸巻』の一部が採用されています。

切手に使われているのは、女装して車に乗りこむ二条天皇とそれを追おうとする敵側の武将を描いた緊迫感溢れるシーンです。

現在第一次国宝切手シリーズはどれも比較的低めの売値を推移していますが、全種セットの場合やシートでの売却になると買取価格がアップする傾向にあります。

せっかくの古切手、売るならなるべく価値をわかってくれる人に送り出したいもの。

売却は鑑定士が在籍する切手買取専門店での査定が望ましいでしょう。

切手趣味週間 1960 三十六歌仙絵巻 伊勢(きってしゅみしゅうかん 1960 さんじゅうろっかせんえまき いせ)

切手趣味週間 1960 三十六歌仙絵巻 伊勢(きってしゅみしゅうかん 1960 さんじゅうろっかせんえまき いせ) 相場価格1〜499円
切手額面10円(1円〜49円
デザイン横型人物
発行年度1960年(1960年代

歌仙絵の中では現存最古の絵巻とされる『佐竹本三十六歌仙絵巻』の中の一枚が採用された切手です。小倉百人一首19番の「難波潟 みじかき芦の ふしのまも あはでこの世を 過ぐしてよとや」を詠んだ伊勢が描かれており、平安時代の女性歌人らしい優雅さがにじみ出た作品です。実際に切手を見てみると、まるで原版を見ているかのような古さを感じさせる色味に感心させられます。買取相場は額面を考えるとまずまずと言ったところ。売る際は保管方法の良し悪しによって売値が大きく変わるので、お家に売りたい古切手がある際は丁寧な保管が求められます。

切手趣味週間 1964 源氏物語絵巻・宿木(きってしゅみしゅうかん 1964 げんじものがたりえまき やどりぎ)

切手趣味週間 1964 源氏物語絵巻・宿木(きってしゅみしゅうかん 1964 げんじものがたりえまき やどりぎ) 相場価格1〜499円
切手額面10円(1円〜49円
デザイン横型人物
発行年度1964年(1960年代

1964年の切手趣味週間記念切手には、源氏物語絵巻の一遍『宿木 三』の絵柄が用いられました。この作品は源氏物語の主人公である光源氏亡き後の話で、源氏の面影を継ぐ貴公子とされた匂宮とその妻である中の君が描かれています。源氏存命の頃の華やかなストーリーも素晴らしいですが、登場人物の心情や複雑な関係がよりクローズアップされたこれらの作品も非常に味わいがあり良いものです。1950年代以降の記念切手は発行部数が多かったため希少価値がそれほど高いわけではありませんが、美品の場合はなかなかの買取価格が付くことがあります。

第56回国体(宮城県)(だいごじゅうろっかいこくたい みやぎけん)

第56回国体(宮城県)(だいごじゅうろっかいこくたい みやぎけん) 相場価格1〜499円
切手額面50円(50円〜99円
デザイン縦型人物
発行年度2001年(2000年代

2001年に宮城で開催された第56回国民体育大会の記念切手です。

開閉会式が行われたグランディ21宮城スタジアムを背景にプレイを行うバレーボール選手の姿が描かれています。

左上にあしらわれているのは県花のミヤギノハギ。

鮮やかで立体感を感じさせる色使いがスポーツの祭典にぴったりのデザインです。

切手の中ではまだ新しい部類に入る上に、発行部数も多かったため希少価値は低めですが、シミや汚れのない未使用品ならば額面以上の買い取りが期待できる切手です。

プロの鑑定士がいる切手買取店に、一度は査定相談をしてみてはいかがでしょうか。

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いらない切手を買取業者に売ってみた。 知って得する切手の豆知識
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