50,000〜99,999円
牡丹(ぼたん)
相場価格 | 1〜499円、 500〜999円、 1,000〜9,999円、 10,000〜49,999円、 50,000〜99,999円、 100,000〜499,999円 | |
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切手額面 | 4元、8元、10元、20元、43元、52元(その他) | |
デザイン | 縦型、 赤、 白、 植物 | |
発行年度 | 昭和39年 1964年(1960年代) |
大輪の牡丹の花をモチーフにした中国らしい切手シリーズです(特61)。
通常シリーズは、
・8元:5種
・10元:5種
・20元:1種
・43元:1種
・52元:1種
の計15種、さらに小型シートが1種類存在します。
牡丹シリーズの小型シートの買取相場は、1枚辺りで10万円~15万円前後が予想されます。
単片切手が15種類が揃えば、2万円程度の買取相場になります。
単片切手が全て揃っていない場合は、買取に出される枚数で異なりますが、約1,000~6,000円に落ちます。
非常に美しい図柄のため収集家からの人気も高い逸品で、特に小型シートは入手困難な希少品のため、1枚で10万を超す価格で売買されることもあります。
通常切手の方も安定した価格を推移しており、20枚セットでの買い取りの場合はかなりの高値がつくプレミア切手です。
現在の価値を知っておくのも良いと思いますので、一度鑑定士に相談してみても良いかと思います。
中華人民共和国切手展 1979(ちゅうかじんみんきょうわこくきっててん 1979)
相場価格 | 50,000〜99,999円 | |
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切手額面 | 2元() | |
デザイン | 赤、 緑、 その他の色、 植物 | |
発行年度 | 1979年() |
1979年発行の中華人民共和国切手展小型(J42)シートです。
雲南のツバキをモチーフにした鮮やかなデザインとシートの金箔押しがなんとも言えない華やかさを醸し出しています。
こちらの切手は中国で発行された切手のため日本での入手は困難な上に、中国国内での切手バブルも手伝い、シート状態の美品ですと驚くようなプレミア価値が付くことがあります。
保存状態によっては5万円を超える買取価格がつくこともある、まさにお宝古切手と言えるでしょう。
古い切手は丁寧に扱うことがポイントですので、少しでも印象を良くするように保存しておきましょう。
第31回リチオーネ国際切手展(だい31かいりちおーねこくさいきっててん)
相場価格 | 10,000〜49,999円、 50,000〜99,999円 | |
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切手額面 | 2元() | |
デザイン | 横型、 青、 緑、 白、 景色 | |
発行年度 | 1979年(1970年代) |
1979年発行の第31回リチオーネ国際切手展の記念切手(J41)です。
万里の長城を描いたデザインに金色加工が施されており、ベースの落ち着いた色味と相まって優雅な雰囲気を感じさせますね。
こちらは同年に出された小型シートに加刷して作られた珍しいタイプで、発行部数は10万枚と大変な希少価値を持つレア切手。
入手困難なためコレクター間ではとても高い売値で売買されており、専門店での査定価格もかなりの高額です。
せっかくのプレミア切手ですので、売却を検討する際は価値をわかってもらえるお店で鑑定してもらいたいものです。
延安「文芸講話」発表25周年(えんあんぶんげいこうわはっぴょうにじゅうごしゅうねん)
延安文芸講話発表25周年は、1942年に行われた文芸講和の25周年の記念で発行されたものです。
「文芸講話」というのは1942年に延安で行われた文芸座談会での毛沢東による、文学や芸術に関する講話です。
毛沢東が開催した講和を論文にまとめたもので、中国の文学や芸術、知識人の思想に対するあり方を変えたとされ、当時の作家や芸術家の傾向が誤っていると批判し、労働者や農民にも喜ばれるような作品を創るべきだ、と主張したものです。
文芸界の問題を解決する目的で開かれた文芸講和は、中国で大きな出来事だったので、切手として残されることになりました。
3種のうちの1種は宣伝隊を描いたもの、後の2種は文芸講話の一節を記したデザインとなっています。
中国で切手収集が禁止されていた文化大革命の頃に発行されたいわゆる「文革切手」です。
未使用でさらに保存状態の良いものであれば高額買取が期待できますので、一度信頼できる鑑定士にお願いして調べてもらうのも良いかもしれません。
年賀切手 赤猿(ねんがきって あかざる)
相場価格 | 50,000〜99,999円 | |
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切手額面 | 8分(1円〜49円) | |
デザイン | 赤、 動物 | |
発行年度 | 1980年(1980年代) |
1980年の干支である猿を描いた切手。
ぱっと見は愛らしい小猿ですが、金粉を使用した繊細かつ豪華なデザインになります。
中国切手の5本の指に入る、「赤猿」は、現在でもかなりの高額プレミアムの切手です。
中華人民共和国の中国郵政が初めて発行した切手の赤猿は、1980年の旧正月に干支の「申(さる)」1種完を始めとして、1991年「未(ひつじ)」まで発行された、中国十二支切手のシートです。
この中で、赤猿は当初800万枚発行の予定が諸事情により500万枚に減少、現存枚数はもっと減ることを考慮に入れ、希少性の高さに伴い価値が高騰します。
中国のプレミア切手の代表格と言われる人気の切手です。
またコンディションによって買取額が大きく変わる切手でもあります。
猿の顔部分などの金粉の発色が良いものほど高額で売れるようですので、丁寧な保管で状態を維持するように気を付けたいところです。
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