その切手、価値あるモノかもしれません! - 切手の種類一覧表
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三代目 歌川広重「永代橋之真景」(さんだいめ うたがわひろしげ えいだいきょうのしんけい)

三代目 歌川広重「永代橋之真景」(さんだいめ うたがわひろしげ えいだいきょうのしんけい) 相場価格1〜499円
切手額面50円(50円〜99円
デザイン縦型建物
発行年度1971年(1970年代

この年の国際文通週間記念切手には、1970年のものと同じく三代目歌川広重の作品が採用されています。

こちらの元絵は横長三面の作品となっているのですが、郵便集配人や日本郵船の船がさり気なく描かれている真ん中部分の絵を切り取って切手のデザインにしてあります。

豊かな色彩と版画ならではのくっきりとした線使いが今見てもモダンな雰囲気を感じさせますね。

古切手としての価値は元の額面に少し上乗せしたぐらいの価格になりますが、1970年・1971年・1972年の『国際文通週間・明治文明開化期の錦絵シリーズ』三種が揃っている場合は買取額が大幅にアップすることがあります。

組み合わせや消印によって相場が大きく変わってくるのも古切手買い取りの醍醐味です。

いざ調べてみたら、とても価値のあるという切手という可能性があるのも楽しみなひとつですね。

絵はがき 大正大礼 特印(たいしょうたいれい とくいん)

絵はがき 大正大礼 特印(たいしょうたいれい とくいん) 相場価格500〜999円
切手額面その他
デザイン建物
発行年度1915年(1910年代

大正4年大礼記念の特印付き絵葉書。

大礼とは即位の礼・大嘗祭の儀式のことを言い即位の礼が11月10日、大嘗祭が11月14日・15日に執り行われました。

画像の絵はがきは式典場となった京都御所紫宸殿のデザインに特印と1.5銭の記念切手が貼られています。

絵はがきには記念切手と特印がそろったものが一般的。

この時期から額面が4種類を超える記念切手が出始め、バラ切手単位での価値は

1.5銭と3銭:約1,000円
4銭:約3,000円
10銭:約3,000円

の買取価格が見込めます。

天安門(てんあんもん)

天安門(てんあんもん) 天安門(てんあんもん)2 相場価格10,000〜49,999円
切手額面50円~20万円(1000円〜
デザイン建物
発行年度1950年(1950年代

中国のシンボルである天安門を描いた普通切手です。

そして中華人民共和国が成立してから初めて発行された普通切手がこのデザインのものとなります。

第1版から第6版までほぼ同じデザインですが、それぞれわずかに違いがあるのがわかります。

額面自体が高額であるものが多く、そういった切手は相応の値段で買取されます。

特に第五版は額面が10万円から20万円までの6種類があり、未使用美品であるなど切手の条件次第では、高額での買取も期待できます。

目利きのできる鑑定士が在籍する、切手買取専門店での査定が望ましいでしょう。

第2次昭和  厳島神社(いつくしまじんじゃ)

第2次昭和  厳島神社(いつくしまじんじゃ) 相場価格1〜499円
切手額面30銭(1銭〜99銭
デザイン建物
発行年度1944年(1940年代

日本三景の一つ、厳島神社の大鳥居が描かれたデザイン。

第1次にも同じデザインの切手が発行され、戦時中に発行された第2次昭和切手は紙質や印刷状態にばらつきがありますが、このばらつきを見つけるのも切手収集の面白みと言えるかもしれません。

切手の印刷状態によって買取価格が極端に変わるということはないようですが、もし売りたいのであれば、シミやヤケなど無いように丁寧に保管されたものであることが望まれます。

古い切手ですので、お売りになる場合は価値を正確に評価してくれる切手買取店へ依頼するようにしましょう。

福岡県・佐賀県・長崎県版「長崎街道」(ふくおかけん・さがけん・ながさきけんばん「ながさきかいどう」)

福岡県・佐賀県・長崎県版「長崎街道」(ふくおかけん・さがけん・ながさきけんばん「ながさきかいどう」) 相場価格1〜499円
切手額面80円(50円〜99円
デザイン縦型建物景色
発行年度1997年(1990年代

当時郵政省職員であった桑田建吾によりデザインされたものです。

長崎県の出島、佐賀県の精煉方・九州自動車道、福岡県の小倉城と常盤橋といった長崎街道上の名所を4枚1組の切手で示しています。

4枚1セットで流通している場合が多く、シートで流通していることはあまりありません。

もしシートで持っている場合はしっかりと保存・管理することで切手の価値を保つことができます。

もし現状の価値が知りたいときは、買取業者に査定してもらうのが望ましいでしょう。

第一次国宝シリーズ「姫路城」(だいいちじこくほうしりーず ひめじじょう)

第一次国宝シリーズ「姫路城」(だいいちじこくほうしりーず ひめじじょう) 相場価格1〜499円
切手額面15円(1円〜49円
デザイン横型建物
発行年度1969年(1960年代

「平成の大修理」により近年再びの脚光を浴びた姫路城。

別名白鷺城と呼ばれるほどの美しい外観で永きにわたり多くの人々を魅了し、国宝・重要文化財・世界遺産にも登録された世界的な史跡です。

この姫路城切手を始め日本の様々な国宝を取り上げた『第一次国宝シリーズ』が発行された頃はちょうど切手収集ブームの真っ只中。

多くの人が買い求めた切手と言うことで、コレクターの間ではポピュラーなものになっており買い取り価格は控えめです。

ただしシートかつ美品の買取依頼の場合ならそこそこの売値が付くことがあるので、古切手を売りたいと考えている人はまず専門店に見積もりを取ってもらうのも手ですので、一度は相談してみる事をおすすめします。

[記念切手] 琉球大学開校(りゅうきゅうだいがくかいこう)

[記念切手] 琉球大学開校(りゅうきゅうだいがくかいこう) 相場価格1,000〜9,999円
切手額面3円(1円〜49円
デザイン横型建物
発行年度1951年(1950年代

1950年に設けられました琉球大学開校の記念切手です。

切手のデザインは大城皓也氏で、アメリカ軍統治下の沖縄で使用された「琉球切手」と言われるものの一つです。

切手に描かれている琉球大学本館の背後にシルエットで描かれた首里城があるのは開校当時首里城跡に琉球大学を開校したことに由来します。

左の端に描かれた龍の柱も印象的です。

琉球大学は、以前に首里城があった場所にありましたが、同場所で首里城の復元工事が始まり、1977年~1984年にわたり現在の場所に移されました。

移動された後に、キャンパスは壊され、グラウンドは、沖縄県立美術大学に譲られる形になりました。

現在のキャンパスは

・千原キャンバス
・上原キャンバス

の2つに分かれ、敷地面積は東京ドーム約27個分です。

切手買取金額はコンディションによって倍以上変わることもあるので、できるだけ高い価格で売るならば美品の状態が良いと言えるでしょう。

普段から気を使っていただくだけで切手の状態も維持できますので、保管も確認しておくのがポイントになります。

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いらない切手を買取業者に売ってみた。 知って得する切手の豆知識
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