その切手、価値あるモノかもしれません! - 切手の種類一覧表
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国際文通週間 1985 清泉(せいせん)

国際文通週間 1985 清泉(せいせん) 相場価格1〜499円
切手額面130円(100円〜499円
デザイン縦型その他の色人物その他のモチーフ
発行年度昭和60年 1985年(1980年代

衣裳人形の第一人者として人間国宝に認定された稀代の人形作家・平田郷陽の作品『清泉』。

木彫に糊粉彩色を施した上で布で作った服を着せると言う、非常に丁寧な手法で作られた人形です。

1982年の切手に採用された『遊楽』に比べると、女性らしいラインを強調させたデフォルメタッチの作品に仕上がっているのが特徴です。

買取相場は1枚あたり50円~210円、古切手の中では比較的一般的なシリーズのものになるため買取査定の際のチェックは少々厳し目。

買い取り依頼の前に入念なチェックをし、軽微なシミやヒンジ跡なども価値に影響することも頭に入れておきましょう。

国際文通週間 1986 大森みやげ(おおもりみやげ)

国際文通週間 1986 大森みやげ(おおもりみやげ) 相場価格1〜499円
切手額面130円(100円〜499円
デザイン縦型人物その他のモチーフ
発行年度昭和61年 1986年(1980年代

楮や和紙を使って作られる紙塑人形の創始者・鹿児島寿蔵の作品『大森みやげ』。

紙塑人形の手法を編み出すまでは博多人形の制作を学んでいたと言うことで、彼の作る作品はどれも博多人形の特徴である丸く可愛らしい作りをしています。

人形の手には大森の名産品である麦わら細工が持たされており、チャーミングながらも細部まで作り込まれた完成度の高い人形となっています。

この切手の価値についてですが、買取額は1枚あたり:10円~210円と一般的な価格になっています。

保存状態の良し悪しにより買い取り査定額に違いが出てくるので、丁寧な保管が高額買い取りのポイントです。

少しでも印象を良くする努力をすることが高額査定のコツになります。

国際文通週間 1987年 元宵観燈(げんしょうかんとう)

国際文通週間 1987年 元宵観燈(げんしょうかんとう) 相場価格1〜499円
切手額面100円〜499円
デザイン縦型人物その他のモチーフ
発行年度1980年代

竹久夢二らと交流を持ち、数々の衣装人形を世に送り出してきた人間国宝・堀柳女の作品『元宵観燈』です。

元宵観燈とは中国の正月行事に用いられるちょうちんのこと。

タイトルからわかるように人形が身につけている装いも単なる和装ではないどこか異国のアジアンテイストを感じさせるデザインになっています。

こちらのような発行部数の多い切手は軽微な汚れやヤケ等であっても買取価格に大きく響く傾向にあります。

せっかくの古切手なので、保管に気をつけて最高の状態で送り出してあげたいものですね。

価値を理解している切手買取専門店を利用することで、より満足のいく結果が得られるかもしれません。

国際文通週間 1984 瀞(こくさいぶんつうしゅうかん 1984 どろ)

国際文通週間 1984 瀞(こくさいぶんつうしゅうかん 1984 どろ) 相場価格1〜499円
切手額面130円(100円〜499円
デザイン縦型その他の色人物その他のモチーフ
発行年度1984年 昭和59年(1980年代

日本画家から衣装人形作家に転じ、人間国宝に認定された堀柳女の代表作『瀞』。

彼女は平田郷陽や鹿児島壽蔵らと並ぶ人形作家として数多くの傑作を残し、「人形作品を芸術の位置に高めた人物」として現在でも知られています。

『瀞』は奈良飛鳥時代を思わせるエキゾチックな衣装や切れ長の目が印象的な作品で、女性的なラインや表情の表現が見事な逸品です。

発行部数も多かったため希少価値は低めですが、シミや汚れのない未使用品ならば額面以上の買い取りが期待できる切手ですので、保管状態をまめにチェックすると良いでしょう。

桜洋紙カナ無し(さくらようしかななし)

桜洋紙カナ無し(さくらようしかななし) 相場価格1,000〜9,999円10,000〜49,999円
切手額面4銭、30銭(1銭〜99銭
デザイン縦型
発行年度明治7年 1874年(1870年代

桜切手の洋紙カナ無しバージョンです。

使用されている素材が脆く変色しやすい和紙製から丈夫かつ紫外線に強い洋紙に変わっています。

額面には4銭と30銭があり、30銭の方は当時の切手としてはかなりの高額面になるので現存数が少なく市場でもほとんど見ることがありません。

4銭のものは比較的出回っている数が多く、状態の程度により買取価格にかなりの幅があります。

劣化の少ない美品の場合は使用済みでも高い買取額が期待できるので、日焼けや虫食いを避け細心の注意を払った保存をおすすめします。

桜洋紙カナ入り(さくらようしかないり)

桜洋紙カナ入り(さくらようしかないり) 相場価格1,000〜9,999円10,000〜49,999円50,000〜99,999円
切手額面半銭、1銭、2銭、4銭、6銭、10銭、20銭、30銭(1銭〜99銭
デザイン縦型その他の色植物
発行年度明治7年 1874年(1870年代

在庫管理のためにカタカナ記号がふられたタイプの洋紙製桜切手です。

半銭・1銭・2銭・4銭・6銭・10銭・20銭、30銭と7種類もの額面があり、額に関係なく美品の場合はかなりの買取値がつきます。

また割り振られるカナ記号によってもレアリティが変わってくるため、売却を検討している場合はプロの鑑定士でないと正しい価値を見出すのが難しい切手でもあります。

六銭の「ヨ」は現存数が少ないため特に希少価値が高く、シミや汚れが少ない品の場合は非常に高額な買取価格がつくこともあります。

桜洋紙改色カナ無し(さくらようしかいしょくかななし)

桜洋紙改色カナ無し(さくらようしかいしょくかななし) 相場価格1,000〜9,999円10,000〜49,999円50,000〜99,999円
切手額面1銭、4銭(1銭〜99銭
デザイン縦型その他の色植物
発行年度明治8年 1875年(1870年代

明治8年に発行された洋紙製の改色桜切手(カナ無し)です。

他の桜切手と同じく、四隅の桜と中央部にあしらわれた菊花紋が特徴的な図案となっています。

1銭と4銭の2種類の額面があり、1銭は白地に茶・4銭は白地に緑の色が付けられています。

桜切手は希少価値が高いためどれもが非常に高額な価格で売買されますが、合計40種類と言う膨大なバリエーションがあるため個人での真鷹やレアリティの判断が難しくなっています。

これらの切手を売りたいと考えている場合は、買取店なら在籍鑑定士が価値や相場を査定しますので、是非利用されると良いでしょう。

桜洋紙改色カナ入り(さくらようしかいしょくかないり)

桜洋紙改色カナ入り(さくらようしかいしょくかないり) 相場価格1,000〜9,999円10,000〜49,999円50,000〜99,999円100,000〜499,999円500,000〜999,999円1,000,000円〜
切手額面1銭、2銭、5銭(1銭〜99銭
デザイン縦型その他の色植物
発行年度明治8年~明治9年 1875年〜1876年(1870年代

桜切手の中では後期組にあたる「改色桜切手」です。

和紙に比べて丈夫な洋紙で作られていると言う点では旧桜洋紙と似ていますが、こちらの方が新たに発行されており印刷色の違いで見分けることが可能です。

1銭・2銭・5銭の額面どれも非常に高い買取価格で取引されていますが、特に「ト」と「チ」のものは非常にレアで800万円を超える鑑定額が付くことも。

使用済みの消印付きでも高額な価格で売れることが多いので、お宝級のプレミア切手と言えるでしょう。

保管に普段から気に留めておけば、評価UPにつながりますので、古い切手は丁寧に扱うことがポイントです。

桜和紙カナ無し(さくらわしかななし)

桜和紙カナ無し(さくらわしかななし) 相場価格1,000〜9,999円10,000〜49,999円50,000〜99,999円100,000〜499,999円500,000〜999,999円1,000,000円〜
切手額面半銭、1銭、2銭、4銭、10銭、20銭、30銭(1銭〜99銭
デザイン縦型その他の色植物
発行年度明治5年~明治6年 1872年〜1873年(1870年代

明治5年から竜切手に変わり登場した通称「桜切手」。

今回紹介する「桜和紙カナ無し」は桜切手の初代。発行された額面は半銭・1銭・2銭・4銭・10銭・20銭・30銭と多く、2銭にいたっては発行年によって朱色/黄色の2種類が存在します。

これらは大変希少性が高いため、使用済みのものであってもかなりの高額買取価格が付きます。

特に高額面で流通量の少ない20銭/30銭切手は僅少ながらも行方知れずのものがほとんど。

中でも特に出回った数が少ない政府印刷製のものは数千万円以上の買値が付くことも。

未使用品が出れば1億円を超える価格で売れるとも言われている、超プレミアな逸品ですので、想像を上回る高価格での買取も期待できるでしょう。

桜和紙カナ入り(さくらわしかないり)

桜和紙カナ入り(さくらわしかないり) 相場価格1,000〜9,999円10,000〜49,999円50,000〜99,999円100,000〜499,999円500,000〜999,999円1,000,000円〜
切手額面2銭、6銭、20銭、30銭(1銭〜99銭
デザイン縦型植物
発行年度明治7年 1874年(1870年代

その名の通り四隅に桜が入った図案となっており、約5年間のあいだ何度か改変を重ねて発行された通称「桜切手」。

明治7年以降に発行された和紙製桜切手には、在庫数を把握するためのカタカナ記号が付けられるようになりました。

2銭・6銭・20銭・30銭の額面を揃えており、そのどれもが消印済みの場合でもかなりの高値で売買されています。

また、付けられたカタカナによって相場価格が大きく変わってくるのも大きな特徴。

「イ」の字が入った2銭切手は小額面ながらも100万を超える買取価格が期待できる大変レアな一枚となっています。

現在の価値がどれぐらいか知りたい時は、切手買取専門店に査定してもらえると安心です。

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