縦型
500円普通切手 十和田八幡平国立公園 奥入瀬渓流(ごひゃくえんふつうきって とわだはちまんたいこくりつこうえん おいらせけいりゅう)
青森県十和田市に位置する十和田八幡平国立公園。
この中の特別名勝及び天然記念物に指定される奥入瀬渓流が描かれた切手です。
赤いツツジの花と新緑の木々を見るに、5月頃の三乱の流れを切り取った一枚ですね。
500円切手は切符などと同じく金券としての扱いが強く、またバラ売りでもお小遣い程度の売値にはなるので切手買取の市場では非常に人気。
観賞用としても一見の価値ありで、10枚つづり、50枚単位での台紙貼り、100枚つづりのシートの場合は相場が上がるので参考にしてみてくださいね。
1000円普通切手 富士図(せんえんふつうきって ふじず)
江戸時代後期の画家である田能村竹田が描いた『富士図』の絵を用いた切手です。
緑青や胡粉を巧みに用いることで、雪化粧された富士山の雄大な様が見事に表現されています。
1円~500円までの普通切手シートは100枚つづりとなっていますが、1000円普通切手に限っては20枚つづりが1シートになっています。
他の現行切手に比べてシートが用意しやすいと言う点で、切手買取希望者から非常に人気となっています。
切手専門の買い取り業者ですと、専門家による確かな検品で買い取り価格を掲示してくれますので、査定に出してみることをおすすめします。
喜多川歌麿「ビードロを吹く娘」(きたがわうたまろ びーどろをふくむすめ)
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相場価格 | 1,000〜9,999円 |
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切手額面 | 10円(1円〜49円) | |
デザイン | 縦型、 人物 | |
発行年度 | 1955年(1950年代) |
ビードロを吹く娘切手は切手趣味週間の第5回目で、1955年発行のプレミア切手です。
略して「ビードロ切手」とも呼ばれるプレミア切手の「ビードロを吹く娘切手」は、喜多川歌麿が描いた浮世絵が図柄になっています。
当時人気の町娘を描いた爽やかな美人画です。
背景は淡いピンク色が光るキラ引きという技法が使われていて、木版ならではの表現方法がお楽しみいただけます。
喜多川歌麿の画が図案になっている切手は多く存在し、「文読む女」や「兵庫屋内花妻」など。
その中でも、「ビードロを吹く娘」は切手買取市場でも有名な切手で、美品状態であれば買取価値の上昇も見込めます。
シミやヤケができるだけ無い状態であれば額もぐっとあがりますので、切手の保管にも注意することが高額買取のコツとも言えます。