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30円普通切手 キタキツネ(さんじゅうえんふつうきって きたきつね)
もふっとした尻尾が可愛らしいキタキツネが描かれた切手です。
キタキツネは北海道に生息する動物で、道内ではふるさと切手などにも多く登場するおなじみのモチーフ。
シャープな顔立ちで知られるキタキツネが、落ち着いた色味と程よく愛らしいデザインとなって、早くもキツネ好きのハートを掴んでいるようです。
切手買取価格についてですが、バラ売りや10枚セットの場合は額面の半額以下の値を付けられることもあり換金率は低め。
100枚ワンシートですと相場が跳ね上がります。
50円普通切手 ニホンカモシカ(ごじゅうえんふつうきって にほんかもしか )
岩場の上で凛々しく佇むニホンカモシカが描かれた切手です。
ニホンカモシカは日本の固有種で、本州・四国・九州と国内に幅広く生息しており、日本人とも馴染みの深い動物として、天然記念物に指定されています。
1952年に発行された8円切手以来の普通切手モチーフ採用です。
薄紫の背景がどことなく神秘的な印象を感じさせます。
50円切手と言うことで、シート単位でのまとめ売りの場合は換金率も高く『金券』感覚で扱えます。
汚れやシミ・折り目が付くと買取価格に響いてきますので、保管の際には十分気をつけましょう。
52円普通切手 ソメイヨシノ(ごじゅうにえんふつうきって そめいよしの)
日本の代表的な花である桜。
中でもソメイヨシノは花見でお馴染みの品種で、淡いピンクの大輪の花が一斉に咲き揃うので、見た目が非常に華やかなどもあり、全国各地に植えられるようになり、その艶やかな姿は多くの人に愛されてきました。
2014年に発行された新しい52円普通切手は、爽やかなグリーンを背景に美しく咲き誇るピンクの桜が目を引く洒落たデザインになっています。
52円切手はハガキ用として使われるため汎用性が高く、買取価格が安定しているので換金用切手としても人気。
美品のシートなら7~9割の相場で買い取ってくれるショップが多いです。
82円普通切手 ウメ(はちじゅうにえんふつうきって うめ)
甘い香りで春の始まりを告げる花として、古くから多くの人に親しまれてきたウメをモチーフにした切手。
「花見と言えば梅」というほど、和歌でも数多く詠まれている梅は、桜とは違った魅力があります。
クリーム色の背景と鮮やかなピンクの紅梅が暖かな印象を残す、可愛らしいデザインです。
52円切手と同じく普通郵便で多く用いられる額面なので需要が高く買取額も高めです。
ただしバラ売りの場合は60%程度のレートを設定しているお店が多いため、各店の切手買取価格を調べてから売りに行った方が良いでしょう。
92円普通切手 スミレ(きゅうじゅうにえんふつうきって すみれ)
宝石のように濃い紫が目を引く、小さく可憐なスミレをモチーフにした92円普通切手。
スミレは日本の野原で見られる野草で、愛好家にとても人気が高い花です。
水色、紫、青緑と全体を青みがかった色でまとめたデザインは、清廉な美しさを感じさせます。
額面の小さい切手の場合はバラや10枚セットの買取額がかなり下がる傾向にあります。
しかし50円以上の切手になると10枚セットの場合でもそれほど買取価格が下がらなくなってくるので、ぐっと切手換金がしやすくなることが多いようです。
120円普通切手 フジ(ひゃくにじゅうえんふつうきって ふじ)
薄紫の小さな花を鈴なりにつける姿が美しいフジ。
本州を中心に日本各地に生息する花で、実は日本の固有種になります。
棚から垂れ下がる紫の美しい藤の花は、ひっそりとした深い色合いに趣きを感じ、親しまれています。
全体を落ち着いた紫色にまとめたデザインは、品が良くもどこか艶やかで日本的な香りを感じさせますね。
切手の中では比較的高い額面の部類に入ってくる120円切手ですが、店によっては10枚つづりでも8割以上の価格で買い取ってくれる場合もあります。
シートの場合はそれ以上の買取価格が付くことが多いので、換金率はかなり高いと言えるでしょう。
140円普通切手 ヤマブキ(ひゃくよんじゅうえんふつうきって やまぶき)
春の季語として、平安貴族らが和歌としてもたびたび用いてきた花であるヤマブキ。
黄色い花弁が金色のように見えることから「金運の花」としても親しまれています。
2015年発行の140円切手はそんなヤマブキをモチーフにした鮮やかなデザイン。
背景に空色を採用したことで、爽やかで清潔感のある切手に仕上がっています。
現行切手は金券としての意味合いが強く、保管状態やシートか否かでも買取額は大きく変わってきます。
買い取り価格はほとんどが額面の6~9割程度であることも覚えておきましょう。
205円普通切手 屋久島国立公園 縄文杉(にひゃくごえんふつうきって やくしまこくりつこうえん じょうもんすぎ)
205円切手のモチーフは世界遺産屋久島に自生する縄文杉。
その雄大でどっしりとした姿をよく表した、神秘的な仕上がりになっています。
コンビニなどでは扱われることが少ないためあまり見る機会はありませんが、オークションをよく利用する方にはお馴染みのこの切手。
シートの場合は205円×100枚=20500円分になるので、とっさにお金が必要になった時の換金手段としてはまずまずの額面です。
買取専門店や金券ショップなどで度々目にするのは、売る側買う側双方にとって買い取り価格のバランスが良いからと言えます。
買取専門店を活用して、自宅に眠っている切手を売るのも一つの手ではないでしょうか。
280円普通切手 吉野熊野国立公園 那智の滝(にひゃくはちじゅうえんふつうきって よしのくまのこくりつこうえん なちのたき)
かねてより国の名勝に指定されていましたが、ユネスコが『紀伊山地の霊場と参詣道』を世界遺産に登録したことによりその存在が一層知られるようになった那智の滝。
和歌山の神秘的なスポットが新たな280円切手に採用されました。
これだけ大きな額面になってくるとシートだけでなく10枚セットや台紙貼りの状態でも買い取ってくれるお店が増えてきます。
古切手と同じくシミやシワがあると買取査定額に影響する可能性があります。
保存状態は買取価格にも影響するので、丁寧な保管を心がけましょう。
310円普通切手 利尻礼文サロベツ国立公園 利尻島(さんびゃくじゅうえんふつうきって りしりれぶんさろべつこくりつこうえん りしりとう)
北海道に位置する利尻礼文サロベツ国立公園が310円切手のモチーフです。
チシマザクラやレブンアツモリソウなど北海道のみに自生する植物を多く擁しており、その群生地が天然記念物やラムサール条約に登録されています。
切手に描かれているのは利尻山を背景に咲くレブンシオガマと言う花です。
現行切手を買取依頼する際に気をつけてもらいたいのが、『バラ売りの場合はかなり安めの見積もりを取られやすい』と言うこと。
ショップで少しでも高く買い取ってもらうには、50枚単位で台紙に貼る、10枚つづりで持って行くなどの工夫が必要です。