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その切手、価値あるモノかもしれません! - 切手の種類一覧表
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切手収集市場の今と昔

切手収集市場の今と昔
2022.06.14

切手収集市場の今と昔

1950年代から1960年代にかけて起こった『切手収集ブーム』

当時は希少価値の高い切手には驚くような値がつき、投機対象として投資家の目にも止まったため切手シートが爆発的にヒットしその価格はどんどん上がっていきました。

が、その後切手の発行部数が増えたこと・インフレにより切手の額面が下がっていったことなど複数の理由により、その価値はじわじわと下がっていくことになります。

現在はメールなどのIT技術の普及により郵送の機会がめっきり減ったことも手伝って、かつては数万円のプレミア価値を持っていた切手が数千円程度の売値になると言うことも珍しくありません。

今回はそんな中でも「現在高額で取引されている切手はどれか」ということに焦点を当てて切手を紹介していこうと思います。

 

現在人気の高額切手一覧

文化人切手「野口 英世」

野口 英世

1946年 郵便創始75年小型シート 初版(1946.12.12.発行):
約1万円~2万円

1948年 北斎百年祭記念(三島切手展)小型シート 逆加刷(1948.4.18.発行):
約2,000円~3,000円

1949年 文化人切手 西周:約3,000円~6,500円

1949年 文化人切手 野口英世(Ⅱ版):約2,500円~13,000円

 

切手の価値は下降傾向。高く売りたいならなるべく早い時点での売却を

上記の様に今でも人気で高い価格で取引がされている切手は確かに存在します。
しかし、保存状態の悪化や収集家の減少などもあり、「今後価値が上がる」と言う切手はかなり少ないと思われます。

かつて「プレミア切手の代表」と言われていた『見返り美人』や『月に雁』でさえ、その価値は減少しつつあるのが現状です。

切手は紙で作られたもの。

さらに言えば裏に糊がついたものですので、劣化やヤケシミが発生するのは当然のことで、長く持っていれば持っているほどそうした症状に晒されることは避けられません。

そのため「収集に興味がある」と言う場合でないかぎりは、なるべく早い段階で売ってしまった方が高い値段で売れるでしょう。

 

 

 
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