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第44回国体(北海道)(だいよんじゅうよんかいこくたい ほっかいどう)
1989年に開催された第44回国民体育大会(はまなす国体)の記念切手です。
図柄にはスローガンの「君よ今、北の大地の風となれ」にちなみ、マラソンランナーを採用。
背景には北海道の花であるハマナスがあしらってあるデザインです。
北海道を代表するデザイン界のパイオニアとして活躍したグラフィックデザイナーの栗谷川健一が手がけた作品です。
比較的新しい切手のため買取価格はまずまずですが、額面以上の売価を推移している安定感の高い古切手です。
売る場合もしっかりお店選びをしないと損をする可能性もありますので、鑑定士が在籍する古銭買取の専門店に査定もらうのがベストです。
第31回リチオーネ国際切手展(だい31かいりちおーねこくさいきっててん)
相場価格 | 10,000〜49,999円、 50,000〜99,999円 | |
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切手額面 | 2元() | |
デザイン | 横型、 青、 緑、 白、 景色 | |
発行年度 | 1979年(1970年代) |
1979年発行の第31回リチオーネ国際切手展の記念切手(J41)です。
万里の長城を描いたデザインに金色加工が施されており、ベースの落ち着いた色味と相まって優雅な雰囲気を感じさせますね。
こちらは同年に出された小型シートに加刷して作られた珍しいタイプで、発行部数は10万枚と大変な希少価値を持つレア切手。
入手困難なためコレクター間ではとても高い売値で売買されており、専門店での査定価格もかなりの高額です。
せっかくのプレミア切手ですので、売却を検討する際は価値をわかってもらえるお店で鑑定してもらいたいものです。
第4回新聞週間(だいよんかい しんぶんしゅうかん)
米軍統治下の沖縄で1948年に「琉球郵便」と記された切手が発行されています。
その中でも新聞週間の記念切手として発行されたスタイリッシュなデザインの切手です。
図柄は琉球朝日新聞社を設立し、衆議院議員となった当真嗣合が描かれ、切手の買取価格は500円~1,000円程度です。
四半世紀もの時間が経ったため、どうしても劣化が起こってしまいますが、色褪せやシワの少ないものは高い価値を持ちます。
状態により価値が大きく変動するため正しい価値を知るためにも、プロの鑑定士に査定してもらえると安心です。
第7回新聞週間(だいななかいしんぶんしゅうかん)
1957年第7回新聞週間は、同じ年の10月に開催された新聞週間を記念して発行されたものです。
ロケットの形をした鉛筆と沖縄の地図が図柄に採用され、ペンの力で世界に向けて発信しようという意気込みが込められています。
1957年第7回新聞週間は、B円最後の年の切手で、次年の1958年9月から円からドルへの切り替えがあり、わずか10年足らずの間だけ発行されたものです。
ただ、半世紀もの時間が経っているので丁寧に保存されたものの価値は高く、逆にそうでないものの価値は低くなっています。
しばしばシートでも流通しており、発行から年数が経つにつれ価値が上がる可能性があるので、現在の価値を調べるのであれば、買取専門業者に査定依頼をしてみるのも良いかもしれません。
ドル表示数字切手1¢(どるひょうじすうじきって いっせんと)
1958年に通貨が全てドル・セントへ変更されたことにより急遽発行されたデザインがシンプルな切手です。
額面によって色がことなっているデザインとなっています。
半世紀以上昔の切手ですが、未使用の綺麗な切手もしばしば流通しています。
それでもシミ・ヤケの程度によって切手の価値が変動するため、価値を調べたいのであれば、プロの鑑定士に正しい価値を評価してもらうのが高額買取へのよい方法でしょう。
ドル表示数字切手10¢(どるひょうじ すうじきって じゅっせんと)
1958年9月に琉球で使用されていた通貨が全てドル・セントへ変更されたことにより急遽発行されたドル表示数字切手。
急に通達されたために切手へのデザインはほぼされておらず、額面により色が異なり、額が大きく描かれています。
半世紀以上も前のものであるためシミ・ヤケのほとんどない綺麗なものは高い価値を持ちます。
手元にある切手がどのような価値になっているか、正しい価値を知るためにも専門家による鑑定をお勧めします。
ふるさと心の風景 第1集「夏の風景」(ふるさとこころのふうけい だいいっしゅう なつのふうけい)
古きよき日本の情景を作品に残している画家、原田泰治が描いた昔懐かしい全国各地のふるさとの風景や、ポストのある風景などが描かれた切手です。
切手のデザインは特別切手「世界遺産シリーズ」を担当した兼松史晃が行っています。
ふるさと心の風景シリーズ第1集として200万枚発行されたこの切手ですが他シリーズとともに保持することで価値が見込まれます。
切手は高温多湿な場所が苦手ですので、シミやヤケ等の紙の劣化に気を付けた保管をすることが高額買取への近道といえます。
ふるさと心の風景「秋の風景」(ふるさとこころのふうけい「あきのふうけい」)
「ふるさと心の風景」シリーズ第2集であり、第一集と同じく原田泰治が描いた昔懐かしい全国各地のふるさとの風景や、ポストのある風景などが描かれた切手です。
富山県の砺波市をはじめ全国各地の秋の情景がデザインされています。
ふるさと心の風景シリーズ第1集と同数の200万枚発行され、全国の郵便局で販売されていました。
ふるさと心の風景シリーズとして今後価値が高まる可能性があり、いずれ買取価格が上昇したときのために、より綺麗な状態をキープするよう丁寧な保管しておいたほうが良いでしょう。
ふるさと心の風景 第4集「春の風景」(ふるさとこころのふうけい だいよんしゅう はるのふうけい)
赤い電車や小さな郵便局など昔懐かしい全国各地のふるさとの風景が原田泰治によって描かれた、「ふるさと心の風景」シリーズ第4集。
200万シートの切手発行とともに、切手の「ふるさと」解説帳も発行され、こちらには切手の詳しい説明や、原画作成当時のコメント、現在の様子が分かる写真等も豊富に掲載されています。
原田泰治さんの作品ということもあり、今後価値が上昇する可能性もあります。
いつかお売りになるのであれば、劣化やシミには気をつけ、丁寧な保存を心がけることが高額買取への近道とも言えるでしょう。