赤
エストニア クリスマス切手(えすとにあ くりすますきって)
バルト三国の一つエストニアのクリスマスの切手。
同年にラトビア、リトアニアでもクリスマス切手が発行されているので見比べてみるのも面白いかもしれません。
クリスマスに関する切手は欧米各国にて多くの種類が発行されています。
日本ではこういった海外の切手を取り扱わない買取業者が増えているようです。
外国切手の販売店ではクリスマス切手を一つのジャンルとして扱うこともあります。
切手買取店によって買取条件が違ってきますので、そういった需要も見越して相場価格をチェックし、買取してもらうまでの切手の保管も充分気をつけたいところです。
ブルガリアのクリスマス切手(ぶるがりあのくりすますきって)
ブルガリアで発行された2枚セットのクリスマス切手。
ブルガリアの伝統的な柄の織物の上にクリスマスの伝統的なパン「ポガーチャ」を乗せた絵図をモチーフとしてます。
ブルガリアでは毎年クリスマスの切手を発行しています。
数ある外国切手の中からプレミア切手を見極めるのは難しいこともあり、外国切手を扱わない買取業者もあります。
未使用品を外国切手を扱うところに売るならば、美品であることが第一条件となり、切手の状態にも注意が必要です。
ポーランドオリンピック(ぽーらんどおりんぴっく)
1964年に東京オリンピックの記念にポーランドで発行された切手です。
全部で8種類のシリーズでマラソン、重量挙げ、リレー、ボクシング、サッカー、カヌー、ハイジャンプ、走り高跳びのデザインがあります。
小型シートも同時に発行されています。
形も日本で発行した東京オリンピック記念切手を思わせる正方形です。
日本では滅多に見られないような品ですが高額切手とはなりません。
2020年の東京五輪によってわずかでも脚光を浴びる可能性もあるので、売るならチャンスを待つのも一つの手とも言えます。
取り扱ってくれる買取業者に、一度は相談してみると何かヒントがもらえるかもしれませんね。
毛沢東の最新指示(もうたくとうのさいしんしじ)
相場価格 | 100,000〜499,999円 | |
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切手額面 | 8分(1円〜49円) | |
デザイン | 赤、 人物 | |
発行年度 | 1968年(1960年代) |
丸で囲った毛沢東の肖像の下に毛沢東の語録から抜粋した文を書いたもの5種で構成されたシリーズです。
文化革命時代の中国では毛沢東に関連した政治色の強い切手がいくつか発行されています。
実用以外での切手収集が禁止されていた時代の切手なので、未使用切手は特に高額で買取されるようです。
高額買取を実現するためにも当然切手はシミ・ヤケのない美品であることも重要となります。
切手の状態と維持のためにも日頃から保管方法に気を付けておくと良いでしょう。
延安「文芸講話」発表25周年(えんあんぶんげいこうわはっぴょうにじゅうごしゅうねん)
延安文芸講話発表25周年は、1942年に行われた文芸講和の25周年の記念で発行されたものです。
「文芸講話」というのは1942年に延安で行われた文芸座談会での毛沢東による、文学や芸術に関する講話です。
毛沢東が開催した講和を論文にまとめたもので、中国の文学や芸術、知識人の思想に対するあり方を変えたとされ、当時の作家や芸術家の傾向が誤っていると批判し、労働者や農民にも喜ばれるような作品を創るべきだ、と主張したものです。
文芸界の問題を解決する目的で開かれた文芸講和は、中国で大きな出来事だったので、切手として残されることになりました。
3種のうちの1種は宣伝隊を描いたもの、後の2種は文芸講話の一節を記したデザインとなっています。
中国で切手収集が禁止されていた文化大革命の頃に発行されたいわゆる「文革切手」です。
未使用でさらに保存状態の良いものであれば高額買取が期待できますので、一度信頼できる鑑定士にお願いして調べてもらうのも良いかもしれません。
オリンピック東京大会募金第一次 飛び込み(おりんぴっくとうきょうたいかいぼきんだいいちじ とびこみ)
オリンピック東京大会の募金切手、第1次発行の3種のうちの一つです。
切手の発行時期と切手ブームが重なったこともあり、東京オリンピック切手は人気の切手となったようです。
しかし大量に買われながら使用されることも少なかったため、現在では未使用やシートの切手でも高額では売れないようです。
使用済み切手を売るのであれば、高額で買取ってもらえるかどうか査定してもらうのが良いかもしれません。
プロの鑑定士に正しい価値を見出してもらうことで、より満足のいく結果が得られますので、一度は相談してみる事をおすすめします。
[北海道] ハマナス(ほっかいどう はまなす)
ハマナスはバラ科で耐寒性に強く、北海道では海岸線によく見られる北海道を代表する花です。
洋画家の池上啓一によって開花したハマナスの花が描かれています。
発行枚数は300万枚と多い切手で、2枚ペアとして買取が行われていることが多いです。
適正な保管がされていると額面の4〜5倍程度の値段で取引されることもあります。
状態により価値が変動するケースもあるため、買取を希望される場合は湿気の無い場所を選んで保存するなど、しっかりとした保管が大切です。
昭和大礼記念(しょうわたいれいきねん)
昭和3年大礼記念の絵葉書。
画像の絵葉書は五節の舞のデザインに特印と1.5銭の記念切手が貼られています。
昭和大礼を記念した発行物は絵葉書の他にも記念切手が4種発行されています。
古いものなので厳重に保管していても経年によって古びた感じが出てしまいますが、それがかえって鮮やかな絵葉書に良い渋みを加えています。
もし売るならその時々の相場を確認した上で、信頼できる買取業者に相談してみるのが良いでしょう。
ヘルシンキオリンピック フランス(へるしんきおりんぴっく ふらんす)
1952年ヘルシンキで行われたオリンピックを記念して、フランスより発行された6種完の切手です。
六枚それぞれに水泳、陸上、フェンシング、カヌー、ボート、馬術の6つの競技が描かれています。
相場価格の高い切手なのでぜひ高額で買取してもらいたいところですが、近年は外国切手を取り扱わない買取業者も増えています。
売るのであれば外国切手を扱う業者を吟味した上で事前に査定してもらうと安心です。
眠らせておくのはもったいないですので、信頼できる鑑定士にまずご相談すると良いでしょう。
毛沢東の長寿を祝う(もうたくとうのちょうじゅをいわう)
毛沢東の謁見する姿を描いたもの1種と、毛沢東の語録から抜粋した文を書いたもの10種で構成された中国切手「毛沢東の長寿を祝う」シリーズです。
文化革命時代の中国では毛沢東に関連した政治色の強い切手がいくつか発行されています。
しかし当時の中国において、切手収集が禁止されていたためにこの時代の切手は今では非常に高価で買取されるプレミア切手となっています。
古い切手が意外に買取ってもらう時に高くなる可能性もありますので、美品の状態をできるだけキープしておくことが重要になります。