人物
オリンピック東京大会募金第一次 やりなげ(おりんぴっくとうきょうたいかいぼきんだいいちじ やりなげ)
やり投げを描いたオリンピック東京大会の募金切手。
寄付金付きで一枚10円と成りますが5円切手として使用するものです。
第一次から第六次まで全20種類もの切手が発行されました。
第一次は全3種類で、このオリンピック切手は未使用のものよりも消印が押された切手が珍しいとのことで、状態によっては思わぬ高額で買取される可能性もあります。
大量の未使用品などを換金するのであれば、コンディションも重要となりますので、保管にも丁寧な扱いが求められます。
オリンピック東京大会募金第一次 飛び込み(おりんぴっくとうきょうたいかいぼきんだいいちじ とびこみ)
オリンピック東京大会の募金切手、第1次発行の3種のうちの一つです。
切手の発行時期と切手ブームが重なったこともあり、東京オリンピック切手は人気の切手となったようです。
しかし大量に買われながら使用されることも少なかったため、現在では未使用やシートの切手でも高額では売れないようです。
使用済み切手を売るのであれば、高額で買取ってもらえるかどうか査定してもらうのが良いかもしれません。
プロの鑑定士に正しい価値を見出してもらうことで、より満足のいく結果が得られますので、一度は相談してみる事をおすすめします。
第1次昭和 東郷(とうごう)
第1次昭和切手の2枚目に発行されたのは東郷平八郎の肖像画を題材とした切手です。
東郷平八郎の肖像が描かれている切手は他にもあり、第2次昭和切手に色の違う5銭と7銭の切手が発行されています。
コンディションや印刷により買取価格が異なるようです。
他に自動販売機用の左右に目打ちがないコイル切手があり、通常の切手より高くで買取されます。
初期印刷の切手も美品であれば高く買い取ってもらえるので、信頼できる鑑定士にお願いして調べてもらうと良いでしょう。
第2次昭和 少年航空兵(しょうねんこうくうへい)
第2次昭和切手全15種類のうちの一つ。
国旗を背景に敬礼する少年航空兵をモチーフとした切手です。
描かれた図は公募で選ばれたものだそうです。第2次昭和切手は戦時中に発行されたため、切手のデザインに戦時色が強く出ているものが多く発行されています。
この切手が第2次昭和切手の中で最も高く買取される切手になります。
戦前の切手ですので、より高値で買取ってもらうためにも保管状態が良いものであることが求められます。
できるだけきれいな状態で、保管に気を付けることが重要になるでしょう。
昭和大礼記念(しょうわたいれいきねん)
昭和3年大礼記念の絵葉書。
画像の絵葉書は五節の舞のデザインに特印と1.5銭の記念切手が貼られています。
昭和大礼を記念した発行物は絵葉書の他にも記念切手が4種発行されています。
古いものなので厳重に保管していても経年によって古びた感じが出てしまいますが、それがかえって鮮やかな絵葉書に良い渋みを加えています。
もし売るならその時々の相場を確認した上で、信頼できる買取業者に相談してみるのが良いでしょう。
ヘルシンキオリンピック フランス(へるしんきおりんぴっく ふらんす)
1952年ヘルシンキで行われたオリンピックを記念して、フランスより発行された6種完の切手です。
六枚それぞれに水泳、陸上、フェンシング、カヌー、ボート、馬術の6つの競技が描かれています。
相場価格の高い切手なのでぜひ高額で買取してもらいたいところですが、近年は外国切手を取り扱わない買取業者も増えています。
売るのであれば外国切手を扱う業者を吟味した上で事前に査定してもらうと安心です。
眠らせておくのはもったいないですので、信頼できる鑑定士にまずご相談すると良いでしょう。
文化人シリーズ 福沢諭吉(ぶんかじんしりーず ふくざわゆきち)
『学問のすすめ』で知られる福沢諭吉の切手『文化人シリーズ 福沢諭吉』。
皆さんお馴染みの1万円札の肖像そのままの絵が切手にも使われています。
1949年から1952年に発行された文化人シリーズ切手は、現在ではプレミア価格が付くものも多くコレクター垂涎の逸品となっています。
こちらの古切手も元の額面が8円であることを考えるとかなりの買取価格が期待できます。
発行年度が60年以上も前と言うことで美品が少なく、シミやシワ・焼けがない切手なら特に高い値段で買い取ってもらえます。
この古い切手が意外に価値があるという発見もあるかもしれません。
毛沢東の長寿を祝う(もうたくとうのちょうじゅをいわう)
毛沢東の謁見する姿を描いたもの1種と、毛沢東の語録から抜粋した文を書いたもの10種で構成された中国切手「毛沢東の長寿を祝う」シリーズです。
文化革命時代の中国では毛沢東に関連した政治色の強い切手がいくつか発行されています。
しかし当時の中国において、切手収集が禁止されていたためにこの時代の切手は今では非常に高価で買取されるプレミア切手となっています。
古い切手が意外に買取ってもらう時に高くなる可能性もありますので、美品の状態をできるだけキープしておくことが重要になります。
日清戦争勝利 有栖川宮(にっしんせんそうしょうり ありすがわのみや)
1894年~1896年にかけて勃発した日清戦争の、陸海軍総司令官として活躍した有栖川宮熾仁親王が描かれた戦勝記念切手。
日本国内で発行された物のなかでは初めての「肖像画」が扱われた切手になります。
この切手は2銭と5銭の二種類が発行されり、5銭のものは特に希少価値の高いプレミア品になります。
日本が日清戦争に勝利した事を記念して発行された記念切手でもあり、肖像が入った日本で最初の切手です。
それぞれの額面に肖像の人物が
・北白川宮能久親王
の2パターンあり、価値はバラ切手単位で2銭が6000円、5銭で14000円位になります。
有栖川宮熾仁親王の方が価値は高くなりやすいです。
古切手を高く売りたいなら、珍しさと合わせて保存環境に気をつけることも大事。
せっかくのプレミア切手、買い取りに出す場合は最高の状態で送り出してあげたいものですね。
中国切手全国の山河は赤一色(ちゅうごくきってぜんこくのさんがはあかいっしょく)
相場価格 | 1,000,000円〜 | |
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切手額面 | 8分(1円〜49円) | |
デザイン | 赤、 人物 | |
発行年度 | 1968年(1960年代) |
中国切手の「全国の山河は赤一色」は、文化大革命時代に発行された切手で、希少価値がとても高いプレミア中国切手です。
別名「全国の山河は赤い」とも呼ばれる中国切手で、1枚だけだったとしても、何千万円もの買取価格が期待できると言われるほどの切手です。
全国の山河は赤一色切手の発行は1968年、
・縦長版
の2種類がありますが、額面は8分で統一されています。
切手に描かれた地図の台湾の部分が白であることが問題とされ、発行から半日で回収されました。
それも大変希少価値が高い理由として挙げられます。
もし売るなら、たとえ使用済み切手であっても専門家に鑑定してもらうことで相場も分かりますので、相談してみる事をおすすめします。